Katayama Takatoshi Weblog
ひさびさのキャンプ
連休中にキャンプをした。
前日に押し入れの奥に眠っていたキャンプ道具を引っ張りだして、昼間は家作り、夕方からキャンプの準備という少々無謀な計画だったが、なんとか食事もできて花火もできて子ども達も楽しかったようだ。

暗闇の中、焚き火やロウソクやペンライトの明かりだけを頼りにテントを組み立て、食事の準備をしていると昔の貧乏キャンプを思い出す。ずぶぬれになりながら暗闇の中、わずかな新聞紙だけで米を炊いたり、金も食料も尽きて、海岸で貝をとって食べたり(笑)。

今では風呂に入れないというだけの理由でキャンプを躊躇するほど歳をとってしまったが、時々はこういうことをしないと人間は怠惰になる。
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久しぶりにキャンプをしたら、昔ベドウィンのテントに泊まったときのことを思い出した。町から遠く離れた砂漠の中の村からさらに5時間ほど歩いて到着したテントは世界の果てのような砂漠の中にぽつんと1つだけあり、家族5人が住んでいた。そこにあるのはわずかな調理道具とわずかな食料だけ。そこでいただいたパンを食べると「ジャリジャリ」という食感。砂が入っていた。周りはすべて砂、食器を洗うのも砂、食べものに砂が入るのはあたりまえなのだ。

そこでは夜も朝もとてつもなく美しかった。何も遮るものが無い地平から太陽が昇ってくる様子は想像を絶した。

便利さとは無縁の生活だったが、何ものにも縛られない暮らしぶりは、こちらが恥ずかしくなるような自由さがあった。「おまえはいったい何をしにここまで来たのだ?」と問われているような気がした。私はあの頃から辺境な地への旅行をしなくなった。どこに行っても人々はしっかりと地に足をつけて「生活」をしていた。日本という腑抜けた国から大金をかけて世界の果てまで旅行することが恥ずかしかった。
日本でやるべきことをやらなければならないと思った。
by katayama_t | 2009-08-20 07:52 | Life
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記録すること。すべて過ぎ去ってしまう前に。
by katayama_t
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