Katayama Takatoshi Weblog
外壁の防腐処理
我が家はいよいよ外壁を貼る作業。
外壁に使う木材には防腐処理をしなければならないが、薬品っぽい防腐剤は嫌なので、いろいろと調べた結果、ドイツ製の「オスモカラー」という塗料を使うことにした。最初は柿渋を使おうと思っていたのだが、耐久性に問題があり、半年~1年ごとに塗り直さなければいけないということなので、明らかに自分たちには向いていない。オスモカラーはさすが環境にうるさいドイツ製だけのことはあり、使っている油は無農薬の植物油で、防腐効果や防カビ効果も高く耐久性もある。1缶2.5リットル入りで16800円と、ちょっと高いが、これでずっと気持ちよく過ごせるのなら安いものだ。

注文していた180×18mm(6寸×6分)の杉板が来たのでさっそくオスモカラー「ウッドステインプロテクター」の「エボニー色」を買ってきてとりあえず1枚だけ塗ってみたところ、色が濃すぎる。蕎麦屋でもやるのならともかく、住むにはちょっとまずい。悩んだあげく、どうせ1缶では足りないので、もう1缶もっと薄い色を買ってきて混ぜればいいのではないかと思い、千葉まで往復3時間半かけてロイヤルホームセンター千葉北店へ買いにいった。今度は思いっきり薄い色「ラーチ」を買って来て「エボニー」に「ラーチ」を全量混ぜたが、色味は全然変わらず、黒色が若干不透明になっただけ。

…あせるとろくなことはない。
完全に失敗である。

バカだった。こういう場合は、「ラーチ(薄い色)」に「エボニー(濃い色)」を少しずつ混ぜていくのだ。
黒い顔料と白い顔料を同量混ぜても中間色にはならないで、色味はかなり黒っぽい方に寄るなんてことは色彩学の基礎の基礎だ。しかし、それでもこの不透明感はいかんともしがたい。薄い色は白っぽい顔料が入っているので不透明感が増す。白い顔料は粒子が細かいので不透明になるのだ。これも常識。

気を取り直して、今度はちょうど良い濃さの色を単体で使うことにして、また4時間くらいかけて「ウォルナット」を買ってきて塗ってみたのだが、不透明絵の具を塗ったみたいで全然気に入らない。一応木目は見えるが、全体的に絵の具色だ。結局自然塗料というのは化学的な物質を使わずに顔料で物理的に皮膜を作るという発想なのでどうしても不透明っぽくなるのだ。女性のファンデーションみたいに嘘っぽくて不自然な色。これならペンキで水色や白色などを塗ったほうがいさぎが良いではないか。

杉板の木目を生かしながら防腐処理をするのなら、結局は人体に良くない化学的な防腐剤を塗るしかない。

高い勉強料だったが、これでもう納得した。この際、環境などどうでも良い。大事なのは見た目だ。自然派塗料をあきらめて一番近くのホームセンターに行き、「クレオトップ」という防腐剤を買って来た。7リットル入りで3650円(安!)。塗ってみると、完全に透明色の茶色。これぞ欲しかった色味! ちょっと臭かろうが、キシレンが入っていようが、もう良い。見た目が一番大事なのだ。
d0094333_1564988.jpg
d0094333_22385694.jpg
d0094333_157761.jpg
d0094333_22395639.jpg
濡れ色はマホガニーっぽいが
d0094333_2240103.jpg
d0094333_22394513.jpg
乾くと塗ってないみたいに薄くなる
by katayama_t | 2009-08-30 15:08 | Construction
<< 天気が悪いぜ ベランダ防水テープ >>


記録すること。すべて過ぎ去ってしまう前に。
by katayama_t
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31
カテゴリ
以前の記事
Link
検索
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧


View my profile