Katayama Takatoshi Weblog
語るピート
本当にアメリカに住んでいるのか疑わしくなるくらいに彼にはよく会う。日本人の友達よりも確実によく会う。
今は六本木アクシスで展覧会をしているらしいが、はるばる「いすみ市」までやってきて、3時間ぶっつづけでしゃべっていった。

日本の住宅の建て方や構造を見たかったらしい。

質問も
「間伐材って何ですか?」
「使い道があまり無いと聞きましたが?」
とか

「杉板は床材には向いていないのですか?」
「圧縮すると良いらしいですが?」
とか

どこで聞いたのか、外国人にしてはよく知っている。

間伐材はサイズもそろっていないし、加工もしにくいので工業製品的に作る今の住宅にとっては使いにくい材料でしかないが、芯があり重たくて硬く腐りにくいので、床下を支える根太には最適だし、木柵には今でもよく使われている。長野県で始めた木製ガードレールなどは評判が良く他県にも広がりつつある。
問題はコストと手間。
今の住宅は根太などというめんどうなものは使わずに、厚いベニヤ板で床を支えているし、ガードレールは金属製のほうがだんぜん安い。

でも効率性だけでは人間は生きていけない。効率性という観点から物事を見ていくと、そもそも生きること自体が非効率で無駄ということになってしまう。

杉材も花粉をまき散らすだけの迷惑な存在になってしまっていて間伐材どころか杉自体が今や邪魔者扱い。
杉板は床板に使えないことはないが、柔らかくて傷つきやすく、テーブルと椅子を使うような生活には向いていないことは確か。また裂けやすいという性質も床に使う場合はちょっと問題。でもわけのわからない集成材にべったりとニスを塗って使うよりは100倍も良い。
どこかのデザイナーから聞いたらしいが、柔らかいからといって圧縮して硬くするというのはちょっと違うと思う。
傷がつくのもまた良し、とするような発想の転換が必要なんじゃないか?
我が家の床は当然杉板。なんといっても安さが魅力。
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by katayama_t | 2009-09-05 23:17 | Life
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記録すること。すべて過ぎ去ってしまう前に。
by katayama_t
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