Katayama Takatoshi Weblog
水道管圧力の謎
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先日の土曜日に水道管のテストを行った。
水道管を敷設した後には圧力をかけてテストするものだと通りすがりのおじさんに教えてもらってから、地域の水道屋さんに電話して圧力試験の値段を聞くと、7000円前後だというのでお願いした。水道や道路、電気工事というのは、例えば水道管敷設1mにつき10000円とか(笑)一般の金銭感覚とかけはなれていることが多いので、まず値段を聞くことにしている。

あらかじめ水道管を掘り返しておいて、8日(土)に水道屋さんに来てもらった。圧力をかける機械ってどんなすごいものだろう? と期待に胸を膨らましていたが、まったく期待はずれで、手動の小型ポンプを片手にぶら下げて来た。マンションのような大きな建物の場合は電動のポンプを使うが、個人の住居は小型の物のほうが便利とのこと。舟の中に水を溜めて手で延々と水道管へ水を送り込む。「どのくらい圧をかけるのですか?」と質問したところ、「う〜ん…、いすみ市では1.25だけど、全国的には1.7かけるところが多いよねえ。」という答え。
「???」である。

私:「圧力は市町村によって違うんですか??」
水道屋:「そうだねえ」
私:「圧をいくらかけるかというのはどうやって決まっているんですか?」
水道屋:「1.7っていうのは県水の圧力なんだよねえ、皆それにならっているんじゃないかな」
私:「それは県水の圧力以上は圧がかからないということですよね。でも各家庭へはそんなにかからないから、いすみ市では低くしているってことですか?」
水道屋:「う〜ん、そうだねえ…」

なんだか煮え切らない返事である、さらに質問。

私:「実際は1.25で充分ということですか?」
水道屋:「う〜ん、でも自分らがテストするときには1.5くらいはかけておくよ、そこまでかけて大丈夫なら全く問題ないし、そのくらいで(継ぎ目が)外れるようじゃ困るから」
私:「(ちょっとまって)じゃあどうしていすみ市は1.25なんですか?」
水道屋:「う〜ん、例えば古い水道管なんかはあまり圧をかけちゃうと水が漏れちゃうでしょ?」
私:「……」
水道屋:「で、圧はいくつかけておきますか?」
私:「1.5でお願いします!!」

ということで1.5MPa(メガパスカル=15気圧)かけてもらう。

0.5まではなかなか上がらないが、そこを過ぎると見る見る圧が上がっていく。上がっていくにつれて祈るような気持ち。1.5まで上がったところで水道管を見回る。水道管は微動だにしない。しばらくすると空気が抜けて若干圧が下がる。そうしたらもう一度圧を1.5まで上げてから15分間そのまま見守る。映画「U・ボート」で、潜水艦が深海で息を潜めながら敵艦をやりすごすシーンを思い出した。過大な水圧で船体がきしみ、水が漏れてくる緊迫感! やがて蛇口のシールテープの部分から微妙に水が滴ってきた(U・ボートではたしかボルトから水が滴っていた)。どうせ壁を貼ってからやりなおすので構わないが、待っている間、水道屋さんにシールテープの巻き方を教わる。

シールテープはだいたい5〜6回巻いてその上にシール剤をつけてから締め付けると、最後まで締め付けなくとも水漏れはしないとのこと。なるほど。どうやって「最後まで締め付けた状態」と「蛇口のハンドルを上に向かせる」ことが両立できるのかと疑問だったのだが、これで解決である。水道屋さんに来てもらって良かった。

15分が経過して何事もなくテスト終了。水道屋さんからも「これだけできればプロ顔負けですよ」とお墨付きをいただき、ものすごくホッとした。水道管の圧力検査というものを知らなければ、床下に不安を抱えたまま暮らすことになるところだった。

午後からは断熱材と床の下板張りの作業。作業中に様々来客有り。子どもの友達やら、たぶん近所に住んでいるおばあちゃんやら、電気屋さんやら、ハイキングをしている子ども連れやら。皆一様に家を眺めて感想を述べていく。我が家はどうやらそうとう目立つらしい。
by katayama_t | 2010-05-12 05:53 | Construction
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記録すること。すべて過ぎ去ってしまう前に。
by katayama_t
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