Katayama Takatoshi Weblog
デザイナーズケトル再生プロジェクト『柳宗理 編』
コンロで取っ手を焼いて壊れた柳先生のヤカンを治すためにパンダに積んで持ち歩いていたが、個展やら何やらで延ばし延ばしになっていた。

個展も終わり作品の梱包もほとんどできたので、気分転換に着手することに。

これが元の状態。ゴミにしか見えない(笑)。これが捨ててあってもだれも拾わないだろう。
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まず片方のみ着いている取っ手を取る作業。
根元をハンマーで叩くとあっさり割れて外れたが、プラスチックがツルの中に残ったままだ。ドリルでほじったり、ハンマーで叩いたり、ライターであぶったりしてみたが埒があかないので、窯で焼いてしまうことにした。
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温度を550度にセットしてスイッチON
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この間に取っ手の部分を余っている端材で作る。
ちょうどよいステンレスがあったので万力に挟んで曲げ、サイズに合わせて切る。
ツルの中に入る部分をベルトサンダで削って細くする。
作った取っ手を合わせてみると…
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ピッタリ☆
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TIGで溶接してサンダをかけて、全体をカナダワシとクレンザーで磨くもステンレスの変色部分は硬すぎてどうにも落ちない。もう一度、窯に入れて焼いてみたが、油の焦げ付き部分は落ちても変色部分はダメである。こんな時にはカップワイヤーブラシの出番。
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見る見る落ちて(削れて)ピカピカに。
しかし、これではピカピカすぎて品が無いので、サンドペーパーで傷をつけて品良く仕上げる。
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中の湯垢もペーパーで落として完成。
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このヤカン、取っ手の素材と形が気に入らなかったので作りかえてすっきりした。
握りやすくするためにステンレスの上から木材を削ってかぶせようと思っていたが、持ってみるとこれだけでも意外と持ちやすい。元々の形がなかなか良いし、素材が堅牢なので修理すれば長く使えそうである。

デザイナーズケトル再生プロジェクト『柳宗理 編』2に続く
by katayama_t | 2011-01-07 18:59 | Life
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記録すること。すべて過ぎ去ってしまう前に。
by katayama_t
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