Katayama Takatoshi Weblog
デザイナーズケトル再生プロジェクト『B-M-S 編』
私はヤカンが好きである。金物屋やホームセンターに行くと必ずといっていいほどヤカン売り場に行くし、気に入るヤカンを買うために合羽橋をくまなく探し回ったこともある。人の家に行っても使っているヤカンが気になるし、車で走っていても金物屋の前を通るときには店の中にヤカンを探してしまう。もちろんamazonのヤカンコーナーは全て見た。日本で売られているヤカンならたいていのものは目にしていると思う。もう完全にマニアである。

そんな私が一番最近買ったヤカンは富士ホーローの定番BMS(ビームス)。このヤカン、実は1つ家にあるのだが、今回は職場で使うための購入。同じ物を購入するということは「好き、好き、大好き」という感じでよほど気に入っているのだと思われるかもしれないが、特にそんなこともなく、どちらかというと消去法で決まったようなもの。いつもそばにあって視界に入ってきても気にならないもので、汎用性が高く、値段も安いものとなると、世の中にヤカンは数あれど、あまり選択肢は無い。誰がデザインしたものか知らないが、良く出来ていると思う。

それともう一つ、このヤカンを選んだ大きな理由の一つには取っ手が木でできているということがある。木でできているということは、見た目や手触りはもちろんのこと、何よりも自分で修理が可能なのだ。先日、柳宗理のヤカンを修理したが、これは溶接技術があるからできることで、素人が自分で直そうとしてもちょっと難しい。

その点、このヤカンは取っ手の木材に鉄製のツルをネジ留めしてあるだけなので、取っ手の交換は、自分で適当な木材を見つけてきて付け替えれば良いだけ。

写真のヤカンの取っ手は近所で枝払いしていたサルスベリの枝をもらってきて、適当な長さに切ってとりつけたもの。「良いデザインとは何か」というのは、人によって異なると思うが、私の生活にとっての良いデザインというのは基本的に自分で修理が可能だということが重要な要素の1つである。
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by katayama_t | 2011-02-03 23:14 | Life
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記録すること。すべて過ぎ去ってしまう前に。
by katayama_t
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