Katayama Takatoshi Weblog
3月16日(金)
朝9時にストレート大学最寄り駅で篠原君と待ち合わせのため、昨夜買っておいたキッシュを食べて7:30にHotelを出た。
Coronel FabienからPont de Sevresまで約一時間。30分程度時間が余ったので近くのカフェでエスプレッソ。席について2.10ユーロ。
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ストレート大は小さなカレッジで特に見るべきものもない。パリの中心から離れているので、のんびりしていて、これまで見てきた2つの大学とは大違い。過ごしやすいのは確かかもしれないけどせっかく留学するのならパリ中心地にある大学のほうが緊張感があって良いような気がする。いろいろ話をしてストレート大を後にし、再びパリ中心地へ。エッフェルタワーの最寄り駅で降りてタワーの展望台に登ろうとしたが長蛇の列なのであっさりあきらめ、公園でランチ。
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エッフェルタワーをパスしてその隣にあるケ・ブランリー博物館へ。ここは非西洋文明のオブジェがたくさん展示されていた。展示されたいたアフリカの木彫を見て、20世紀初頭の美術家たち、特にピカソがいかにショックを受け、多大な影響を受けたかがよくわかる。一時期のピカソの作品はまるっきりコピーと言っても良いくらいアフリカのオブジェによく似ている。
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ここの建築もジャン・ヌーベル。これでパリにあるヌーベルの建築を全て廻ったことになる。「カルティエ現代美術館」「アラブ世界研究所」そして「ケ・ブランリー博物館」。

ケ・ブランリーを後にして、シャンゼリゼ通りのうかれた空気を横目に、オペラ・ガルニエ近くのカフェで一息。気温が高いのでフレッシュジュースが美味しい。

一昨日、たしかショワズールパサージュ近くにあったBook Offで聞いた話。
ここのBook Offは外に出している看板も店内も全て日本語で、日本の古本を扱っている。日本国内の店舗と何ら変わらない。店員も日本人で完全に日本人相手の商売。「ニーズはあるんですか?」と聞くと、パリ在住の日本人は結構いるとのこと。ワーキングホリデイや学生のビザを取って、切れたらまた取っての繰り返しでパリにいついている人も多いらしい。日本では生きにくいのか、パリに魅せられているのか…。

一度Hotelに戻ってからシャンゼリゼ劇場へSylvie Guillemの「6000 miles away」を観に行く。コンテンポラリーダンスだというのに来ているのは自分よりも年上の大人ばかり。日本からネット予約した席はLoge de FaceというBox席。1つのBoxに8~9人の椅子が配置されていて、運悪く満席で後の席だった場合は見えずらいが、僕の席は前の人が小柄だったこともあり大丈夫。しばらくすると、隣に座っていた若い女性の前に2人連れのご婦人方が座り、後を振り向いて声をかける。

「サバ(元気)?」
「ノン(いいえ)」「あなたたちが入ってきたから前が見えなくなったわ」
一同爆笑。

それから何か話をして、すっかり打ち解けた様子。
こういう気軽さといい、劇場におしゃれをした大人達が集うところといい、日本とは大違いである。
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美術館や博物館へ行くと必ず子ども達の学外授業に出くわす。小さい頃から文化的なものに親しんでいるから大人になっても芸術を楽しむゆとりがあるのだろう。芸術を楽しむ人達の層の厚みを思うと日本はとてもかないそうにない。

何がかなわないのか?
それはたぶん「人間らしく生きること」において。
by katayama_t | 2012-03-16 21:28 | Life
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記録すること。すべて過ぎ去ってしまう前に。
by katayama_t
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