Katayama Takatoshi Weblog
古道具屋で将棋盤を買う
我が家の末っ子の小学校4年生が、最近将棋に凝っていて熱心に対戦を申し込んでくるので、その都度、彼がお小遣いで買った小さなオモチャの将棋盤で相手をしてあげているのだが、将棋盤が小さすぎて使いづらいので、今朝、仕事に行く途中、古道具屋に寄って将棋盤を探した。

朝7時頃に店がすでに開いていたので、「おはようございまーす!」と声をかけると、中からいかにも貧乏そうなボロを纏ったおやじが出てきて、応対してくれた。

置いてある将棋盤は全部で5台ほど。中でも一番汚い安そうなものに目星を付けた。よく見ると、横に「6000」というシールが貼ってある。『高いな…』と思いつつ、素知らぬ顔をして「これいくらですか?」と聞くと、おやじは「1万円」と答えた(笑)。

心の中で面白いおやじだと思いつつ、さも今見つけたかのように「…あれ? でもここに6000円って貼ってありますよ」と言うと、おやじ、少したじろぎ「じゃ、じゃあ5000円でいいよ」と言う(笑)。

すかさず「うちの子どもの為に買おうと思ったけど、高くて買えないなぁ…」と残念そうに言うと、「いくらなら買うの?」と言ってきた。
こうなるともう完全にこちらのペースである。

1500円と言おうと思ったが、さすがにそれは安すぎるので、少し考えて2000円と言った。そうしたらおやじ「じゃあ3000円で将棋の駒もつける」と言う(笑)。面白い。敵もさる者である。将棋の駒が別売りなんてバカなことがあるかと言って、3000円でいいからここにある徳利もつけろという話に落として、ちょうど欲しいと思っていた2合徳利を付けて買ってきた。

もっと値切れるだろうが、いかにも貧乏そうな様子をしていたので、この辺で引き下がった。

こういうふうに値切るのは、日本(関東?)ではほとんど無いが、トルコやモロッコに行くと、絨毯屋が高値をふっかけて来るので、必ず値切らなければならない。彼らは観光客との値段交渉を楽しんでいるフシもある。交渉を始めると1時間くらいは平気で粘る。こちらが引かず、どうにも交渉がまとまらなくなると「おれの家には5人の子どもがいるんだ、そんなに安く売っていたら生活が大変なんだぞ!」みたいなことを言ってくる(笑)。『そんなこと知るか(笑)』である。

余裕があればそういうやりとりはなかなか楽しい。
今の日本では、どこに行ってもマニュアル通りの受け答えばかりで、とても退屈。
気が向けば、たまには古道具屋のおやじをいじりに行くのも良いかもしれない。次は容赦しないで値切り倒そうと思う。
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by katayama_t | 2014-01-05 21:56 | Life
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by katayama_t
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