Katayama Takatoshi Weblog
似たもの同士
車が2台ある家はたくさんあると思うが、たいていはちょっと大きな車と小さめの車の2台というパターンだろう。
しかし、我が家の場合は2台とも小さな車で、しかもその2台はフィアットパンダとスズキジムニーという、…なんて言うかよく似ている車だ。私はイタリア車が好きで、その中でも形が綺麗で安くて実用的で乗っていて楽しい車という条件を満たすパンダがお気に入り。妻は小型で4駆で形がしっかりしている車が好きで、いろいろ探したが結局ジムニーしか選択肢が無かった。彼女はもう3〜4台ジムニーを乗り継いでいる。この車に惚れているというよりは他に選択肢が無いのだ。形もこの型がぎりぎりセーフでこれ以降の型のジムニーは形が甘くて薄っぺらで我慢できないらしい。…うん。それはよく分かる。
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このよく似た車の屋根の上にはこれまたよく似た形のキャリアが着いているが、これはスキー板やサーフボードを積むわけではなく、パンダの方は作品制作に使うベニヤ板や角材や鉄パイプなどを積むのに使い、ジムニーの方は専ら薪ストーブの燃料に使う廃材を運ぶのに使っている。で、引っ越しの時には2台とも段ボール箱を積むのに重宝した。

そんなわけで我が家には似たような車が2台並んでいるのだが、この2台はどちらも4人乗りだ。でも、我が家は子どもが3人いる5人家族。だから家族全員で出かけるときは2台を連ねて行くか、パンダ君に無理矢理5人乗って行くかのどちらかになる。
それではさすがに不便なので今まで何度も何度も買い換えようと思って車を探したのだが、形と値段と燃費が全て満足いくような車となると非常に選択肢は狭く結局買えずじまいだ。d0094333_1204957.jpgそれでも去年フィアットから出たグランデプントはかなりいい線いってると思う。デザインはパンダと同じイタリアの巨匠ジョルジェット・ジウジアーロ。ジウジアーロというと「バック・トゥ・ザ・フューチャー」に登場するタイムマシンに使われた車「デロリアン」のデザイナーと言えば分かる人も多いだろうが、初期のゴルフをはじめ、いすず117クーペ、ランチャ・デルタなど世界中の名車をデザインしているし、変わったところではイタリアの国鉄車両やセイコーの腕時計やニコンF3、F4、ニコノスなど幅広くデザインを手がけていて、まさに巨匠と呼ぶにふさわしいデザイナーだ。

実は去年グランデプントを買おうと思っていて、日本に輸入された時に真っ先にディーラーまで見に行ったのだが、これがいまいちだったのだ。写真で見ると非の打ち所が無いように見えるが、実際にドアを開けて乗り込んでみると細かいところまでかっこよく仕上げてあって、それがちょっといただけないのだ。かっこつけてるかっこ悪さというか、デザインされすぎているのか、逆にデザインが半端なのか分からないがちょっと軽い感じがしてしっくり来ない。もしかしたらフィアットの経営がかなりやばいので弱気になって消費者の悪趣味に迎合しているのかも知れないし、そもそもジウジアーロ自身がどこまで内装に関与しているのかも疑わしい。実におしい。かなりいい線行ってるのだが、芸術的ではないという感じだ。でも、張りのある綺麗な曲面を持つスタイリングはさすがジウジアーロというような品がある。急ぐ買い物ではないし、試乗してみたりしながらじっくり考えることにしようと思う。パンダ君ももう18万キロ走ってるし、次にエンジンがやられたら買い換え時だ。
by katayama_t | 2007-02-28 01:18 | Life
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