後期の授業に立体構成をしようと思い、授業計画を立てるための試行錯誤をする。何をやるにも問題になるのは60名という学生数で、とても1人で見られる数じゃないが、まあしかたがない。まったく立体構成をやったことが無い学生達なのでまずは初歩の初歩、最初の課題は最も単純な3つの直方体の構成。1時間で10案を作り、その中から一番良いものを選ぶ。次にその1案を完璧にバランスが取れるまで、足したり引いたりして1mm単位で隙のない形を探る。形が決まったら実材(セラミックや、金属、木材等)に置き換えて素材の違いによる印象の変化を体感する。ここまでを3回で終わらせる。…しかし何も素材を扱ったことがない学生達にそんなことがホントに出来るのだろうか?
課題プランが煮詰まってきたので、粘土でミニチュアルームを作る。我が家の建築計画はなかなか実現しないが、こういうものならすぐに出来るし、なかなか楽しい。