今日は10日間行ったデッサンの授業の講評会だった。終わってしばらく経つと「もっとこういうことを言ってやれば良かった」ということが多く、悔やまれる。今、酒を飲みながら、若い感性にいったいどれだけのことを伝えることができたのだろうか? と自問している。
「デザイナーにとってどういう能力が必要か」なんて近視眼的なつまらないことよりも、物を「見る・観察する」ということが、人生にどれほどの豊かさをもたらすかということをもっと伝えてあげるべきだった。と思う…。よりよく生きるための鍵は自分の身近なところにある、身の回りに全てがあるのだ。