シティバンクの株価下落が止まらない。国有化という議論も出てきたようだ。私はシティバンクに全財産を預けているので、ずっとシティバンクの行く末が心配だった。数年前まではシティバンクは大きすぎて潰せないとタカをくくっていたが、だんだん状況が分かってくるにつれて、もしかしたら大きすぎて救えないかもしれないと思うようになってきた。
ところが調べてみると2008年7月からシティバンクはシティバンク、エヌ・エイ(外国法人)の在日支店という立場から、海外の銀行としては初めて日本の銀行法に基づく免許を取得し「シティバンク銀行株式会社」と名称が変更されていた。知らないのもうかつだったが、これはどういうことかというと、他の国内銀行と同じ範囲でシティバンク銀行が経営破綻時には預金の保護が図られるようになった、ということだ。
昨年まさかの時のためにSBIネット銀行の口座も作ってあったのだが、これで預金を移す必要がなくなった。実は受け取ったばかりのキャッシュカードを間違えてシュレッダーにかけてしまい、そのまま放置していたので、預金を移せないでいたのだが、もう気に病むこともない。今まで通りシティバンクで行く。ネット銀行も魅力だが、海外で使うことを考えると、シティバンクに軍配が上がる。何の手続きも必要なく海外でキャッシュカードがそのまま使え、通帳やら印鑑やらと面倒なことが無く、その上ATM利用手数料がタダというのはシティバンクだけの大きな魅力だ。
あっ、海外といっても韓国は別だ。韓国に行っていた時はシティバンクの神通力はまったく通用せず、しかたなく韓国国内銀行の口座を作ったのだった…。