Katayama Takatoshi Weblog
<   2006年 09月 ( 5 )   > この月の画像一覧
知的であるということ
たまに「きっこの日記」を読んでいる。
http://www3.diary.ne.jp/user/338790/
そこで宮田美乃里という歌人を初めて知って、いろいろ検索してたらこのページにたどり着いた。
http://www6.plala.or.jp/fynet/6tokubetu-situ-miyataminori-toko.htm

これってどうなんだ?
私は73番の書き込みがいちばんすっきりしていて共感がもてたが、それはやっぱり私が自分勝手だからか?
よく言われるように、「自分の命さえ自分だけのものではない、残された人のことも考えろ」っていうのは確かにそういうこともあるだろう。宮本輝の「幻の光」にあるように最愛の人がある日突然何の前触れもなく自殺してしまうなんてことになったら、残された人はとても耐えられるものではないだろう。きっと自分がからっぽになってしまうほどの喪失感に生きる気力も失せると思う。
だけど、宮田美乃里さんの場合は最愛の母も自分のことを理解しているというのだ。これ以上何も知らない他人がとやかく言えるのか?と単純に思う。それにこれは自殺ではない。よりよく生きようという彼女なりの選択だ。

さらに言えば、仮にもしこれが自殺だったとしても、私は自殺が悪だなどと言うつもりもない。
苦しいだけの人生を送っていて、これからも好転する見込みのない人に対していったいどんな理由で自殺するな、なんて酷いことが言える?

それに関してはショーペンハウエルが「自殺について」の中で実にまっとうなことを言っている。
「・・・一体誰にしても自分自身の身体と生命に関して程争う余地のない権利をもっているものは、この世にほかに何もないという事は明白ではないか。」
すばらしい…。さすが哲学者だ。
一見自殺を肯定しているように見えるが、こう書きながら彼はどちらかというと自殺には否定的だった。そう、まず事実は事実として認めるという態度なのだ。
知的であるということはこういうことなのだと思う。この本が出版された当時、ドイツではこれを読んで自殺した人が多発したそうだが、それは誤読だ(もっとも人生は誤解の連続だが)。正しく読むことができた人は逆に勇気をもらっただろう。
清々しい風が通り抜けるようではないか。
by katayama_t | 2006-09-29 12:44 | Social
蚕のさなぎ
昨夜は大学院生たちと飲み屋に行った。
日本にいるときはいつも車を運転しているのでほんの少ししか酒を口にしないが、こちらでは車を運転しないから心おきなく飲めるぞ、と思っていたらちょっと飲み過ぎた。2軒はしごしてから家に帰りシャワーも浴びずにベッドに倒れ込み、そのまま朝まで熟睡…。学生たちは朝まで飲んでいたらしい。タフだ。普段の食べ物の差だろうか?それとも年の差か?
d0094333_10531112.jpg
d0094333_10533550.jpgお通しによく出てくる蚕のさなぎ
by katayama_t | 2006-09-27 20:53 | Life
自画像
カルフールに行った。歩いていける距離にカルフールがあるのだ。
とりあえず少ししか持っていなかった下着を買い、Tシャツを買い、果物ナイフを買い、トマトを買い、コーヒーを買い、それから適当な大きさの鏡があったので買った。帰りは結構な荷物になったのでタクシーを拾う。

家に帰ってきてもやることがないので自画像を描く。練りゴムがないから近くのコンビニで食パンを買うがぱさぱさしていてちっとも消せない…。明日近くに画材屋があるか聞いてみよう。
d0094333_21581132.jpg
     Faber-Castell PITT CHARCOAL
by katayama_t | 2006-09-24 22:06 | Life
チャベス大統領
日本のニュースがつまらないのでTUP速報を見る。
http://groups.yahoo.co.jp/group/TUP-Bulletin/message/685
http://www.asahi.com/international/update/0921/005.html
ベネズエラのチャベス大統領が国連の場でブッシュを悪魔呼ばわりしたことは知っていたが、彼がどういう人物なのか、またベネズエラで何が起きているのかについては全く無知であったことを知る。しばらくニュースから遠ざかっていたことをしばし反省…。

この中でシンディ・シーハンがベネズエラにおける医療や教育や社会福祉の充実を理由に上げ、ジョージ・ブッシュではなくチャベスが大統領だったらいいと思う。と言っているのを読んで、思い出したことがある。
以前何かの記事で読んだ。アメリカで自殺ホットラインのボランティアをしている人に対する質問で「自殺の理由で一番多いのは何ですか?」という質問に対して「重い病気だがお金が無くて医者にかかれない、苦しくてたまらないから死にたいというものだ」と答えていた。
よく知られたことだが、アメリカには公的な医療保険制度が無い。貧しい人は医者にかかれないのだ。日本も小さな政府とかなんとか言って医療費や教育費の国家負担が減らされる傾向にあるが、この先どうなってしまうのかと心配になる。

それにしてもアメリカ政府にまつわるひどい話がたくさんありすぎて、知れば知るほど怒りと絶望感にとらわれるが、日本で生活している以上知ることは義務であると再認識。少なくとも私たちは知ることができる環境にいるのだから。そして様々な形で「悪魔」に荷担しているのだから。
http://www.jca.apc.org/stopUSwar/Bushwar/venezuela_coup.htm
by katayama_t | 2006-09-24 21:41 | Social
Life in South Korea
韓国に来ている。
みんな親切だし食べ物は安くておいしい(何でも辛いことを除けば…)し、借りたアパートも快適だ(蛍光灯が明るすぎることと、白すぎることと新築のにおいが気になることと、あちこちからいろんな音が聞こえてきて落ち着かないことを除けばだが…)。

ワンルームにテレビとエアコンと冷蔵庫とデスクとベッドとトイレ、シャワーがついていて、部屋の外には共同のガスコンロと洗濯機がある。そして光熱費はどれだけ使ってもタダ。それから特筆すべきはネットに常時繋がること。もちろんこれもタダ。気になる家賃は一ヶ月330000ウォン(約4万円)、日本の感覚で言えば破格だ。

毎日ここの大学院生や先生たちと食事したり飲みに行ったりしてるが、私のつたない英語で会話できる範囲ではだんだん話題も尽きてきた。でも昨夜日本の小泉や安部について話を振られた時には私の答えを聞きたくて皆身を乗り出して真顔で聞いてたのがおかしかった。

となりに座っていた女性が意を決したように「韓国人は小泉が嫌いだし、今度首相になった安部晋三もよく思ってない。どうして日本では人気があるのだ?」と聞いてきたのだ。
私は、「私も彼らが嫌いだが、新聞やテレビでは人気があると言っている。なぜなのか分からない。」と答えておいた。私の周囲の人たちも自民党や小泉政権を支持してない。自民党支持者ってのはいったいどこにいるんだ?

よくある世論調査ってのもどうもあてにならない。新聞やテレビでは安部人気を強調してるが、Yahooのネット投票では安部は最下位の16パーセントしか票が取れていない。
http://quizzes.yahoo.co.jp/quizresults.php?poll_id=3425&wv=1

こんなに違うっていったい何がどうなってるんだ?

d0094333_181212100.jpg








猫を釣る人
by katayama_t | 2006-09-23 18:22 | Life


記録すること。すべて過ぎ去ってしまう前に。
by katayama_t
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
カテゴリ
以前の記事
Link
検索
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧


View my profile