Katayama Takatoshi Weblog
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鬱の時代
今日はめったに大学に来ない引きこもりの学生がめずらしく顔を出して工房で課題制作をしていた。終わってから「まだ仕事していくのですか?」と聞かれたので、「これが終わったら帰る」と答えたら、「じゃあ一緒にご飯食べませんか?」と言われて、2人で夕食を食べることになった。

このところ外食続きで疲れていたので、小料理屋「都久志(つくし)」へ行き、お腹に優しそうな和食を食べながら「普段どうしているの?」なんて話をした。調子がよくないと家から出ることが出来ず、毎日ネットサーフィンをして過ごしているそうだ。腕には自傷の痕が痛々しい。友達もいなく孤独なんだろう、ミクシに日記を書いているから私も登録しろ、と言うが暇も興味もないと言って断った。私は特に何も話すことは無いのだが、間が持たないので「昔はこうだった、ああだった」なんていうつまらない話をしながらご飯を食べた。

最近はこういう学生が多く、大学側も何か対策を考える必要に迫られているようだが、対策と言ったって病院に行ったりカウンセラーに通うことを勧める以外に何もできないだろうし、大学が対策を考えたくらいではたぶん何も変わらない。こういうのは政治や教育や文化に関わるもっと根深い問題だ。

クリスマスに浮かれた頭の弱い人たちがぺらぺらの我が家を電飾で飾り付け、小学校では子どもが図工の時間にクリスマスのリースを作らされ、銀座では海外ブランドがハバをきかせ、松屋がルイ・ヴィトンのイルミネーションに覆われるようなイカレタ日本で正気でいるというのは孤独なことだが、孤独は悪い事じゃない。孤独でなければ自分のコトバを持つことは出来ないから。
by katayama_t | 2007-11-26 23:29 | Life
ウイングスーツ
スカイダイビングの一種のようだが…。
http://wiredvision.jp/news/200711/2007111422.htmld0094333_10552021.jpg

absolutely crazy.
by katayama_t | 2007-11-26 00:05 | Life
道具作り
今日は一日時間が空いたので制作。
と言っても昨日と一昨日の疲れが抜けず、休憩時間がやたらと長い。
昨日と一昨日は子ども達の未来を作っていくための社会活動で丸2日間時間をとられた。これも大事な仕事だが何しろ忙しいのでどこまで深く関わっていくかというバランスが難しい。

コーヒーを飲んで、メールとニュースをチェックして、昼頃に、「さあ始めよう」と着替えたのだが、次の作業をするのにちょうど良い道具が無いのでまず道具を作ることにした。
金鋸の刃をベルトサンダーで削り、形を整えて、切り込みを入れた木の丸棒に挟みこんで、針金で縛り、柄の部分にエポキシをコーティング。
こうやって作った道具はなかなか丈夫で使いやすく重宝する。

エポキシがかたまったところで、さっそく粘土に四角い溝を掘る作業。
手で掘った感じが出ないようになるべく一発で決める。
情感を廃して機械のような強さと明快さをもって粘土に溝を作るのだ。
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by katayama_t | 2007-11-25 23:20 | Art
寒い日だった
d0094333_22452266.jpgやたらと寒い。昨日ストーブを出しておいて良かった…。
今日は午後に巷房に行ってDMを受け取ってきた。巷房では内田繁氏の展覧会をやっていたが、なんだか場末の貸し画廊のような雰囲気になっていてびっくり。東崎さんに「画廊を間違えたかと思いましたよ」と言うと「そうなの、来た人が皆びっくりしているの。」と言う。
現代美術画廊としてやっていくつもりならちょっと考えたほうがいいかも…。

ついでにINAXギャラリーで「石」の展覧会とセラミックの作家の展示を見て、それから日本橋高島屋で森淳一展を見る。作品数が少なくてがっかり。

エキサイトブログが今日のメンテナンスからちょっと遅くて不安定になった。シンプルで表示が早いのが魅力でココに登録したのだが、動画やら何やら私には関係のないいろんな機能が追加されて重くなってきているような気がする。ブログの引っ越しを考えるとやっぱり自前のバックアップは必要だ。
エキサイトのスタッフブログのコメント欄を見ると苦情の嵐…。以下の書き込みにまったく同感。
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Commented by mujitra at 2007-11-19 22:50
エキサイトのブログは何故もりあがってきたのか?を
エキサイト自身が少し考えるべきでは?
・・・シンプル・イズ・ベスト。
必要な機能のみのシンプルさと安定さがエキサイトブログのウリだったハズ。
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by katayama_t | 2007-11-19 22:50 | Life
素材と形
d0094333_9544980.jpg粘土というのは柔らかいし、やきものというのは変形するので、エッジが効いた硬い形を作るのには向いていない。やきものの良さを出したいのなら熱で変形するような柔らかい形を作るのが正道だろう。

そう考えると私はやきものに一番不向きな形を作ろうとしている。私が作っている形はどうみても金属の形だ。工業製品の形だ。

どうしてこんな形を粘土で、しかも「やきもの」という「やっかいな手法」で作ろうとしているのか?
by katayama_t | 2007-11-17 09:59 | Art
型込め
d0094333_2246043.jpg単調な作業を何時間も延々と続けていると「これは何かの修行なのか?」と思えてくる。彫刻とか芸術とか言ったってセンスや才能云々よりも最終的に結局は体力や精神力がモノを言う。

私などは特別な才能は無いのでなりふり構わず体ごと体当たりで取り組むしかないのだが、これから歳を取るにつれて体力は衰えるだろうから常に「今」が一番コンディションが良いということになる。今良い作品が出来なければ将来もやはり出来ないだろうと思うと、なんとか踏ん張らなければという気になる。

今日DMデータを印刷所に送った。一番早いコースでお願いしたから今週中には届くだろう。
by katayama_t | 2007-11-12 22:48 | Art
とりあえず型取り
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今日は一日時間が空いたので、朝から工房にこもって制作。時間が無いので、とりあえず過去の作品の雄型を利用してバリエーションを作る。石膏が固まるまでの時間に粘土を練り、固まったら次の行程へという繰り返し。

淡々とした作業をこなしながらこの作品をどうまとめようか、どのような展覧会にしようかと考える。完成形を思い描いてから作るのが本来だろうが、そんな時間は無いのでとりあえず形を作り、作りながら「これからどうしようか…。」と考えている。

昨日は都内まで出たついでにギャラリー巷房に寄ってDMに使うロゴデータをもらってきた。巷房の地下スペースの名前を変えるというので、デザイナーの佐藤卓さんがロゴを考えてくれたらしい。これでようやくDMが完成する。

巷房のオーナーの東崎さんという人は世間知らずというか、時勢に疎いというか、浮世離れしているというか、育ちの良いお嬢様的なところがあって、著名なデザイナーだとは知らずに佐藤卓さんのことを「たくちゃん」と呼んでいるが(笑)、そんな人柄がウケて巷房にはいろんな人が集まってくる。卓さんも喜んでロゴを考えてくれたようだ。
by katayama_t | 2007-11-11 17:37 | Art
祝20万キロ!!
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パンダ君が今日走行距離20万キロを達成した。
メーターが壊れて動かなかった時期があったから本当はとっくに20万キロ走っているんだけど数字の上では今日が20万キロ達成日だ。

20万キロというとちょうど地球を5周走ったことになる。思えばここまで長い道のりだった。故障するたびに今度こそはもう廃車にしようと思い続けても、いざとなるとどうしても捨てることができないという繰り返しでふんぎりがつかず、20万キロまで乗ることが1つの目標だった。

よし!
今日で20万キロ走ったから、もう心おきなく廃車にできるぞ!

…なんて思えればいいのだけど、愛車を捨てるというのはなかなか難しい。
by katayama_t | 2007-11-08 19:43 | Life
民芸とモダンデザイン
今日は学外授業の下見で午後から汐留ミュージアムでやっているバーナード・リーチ展に行った。バーナード・リーチは日本滞在中に柳宗悦や濱田庄司らと親交を深めた民芸運動に関わりの深い作家の一人だ。民芸運動というのは「名高い作家が作った芸術としての工芸」ではなく、「名もない工人が作った伝統的なデザインによる日用品」に用の美を見いだすというその思想はすばらしいし、無名の工人が伝統にのっとって作ったものに良い物がたくさんあることも事実だが、何を持って民芸と言うのか?また、現代における民芸とは何か?と考えると今ひとつ釈然としない。それはその後「民芸風やきもの」とか「民芸調」などと言われて地方の土産物屋に並べられた悪趣味な器が物語るように、各地で作られていた伝統的な日用品をまとめて「民芸」と名付けたとたんにそれは「民芸」という1つのスタイル(デザイン)になってしまったのではないか?という疑問がある。「民芸風やきもの」と「民芸」の違いはどこにあるのか?また、現代において日常的に使われる工業製品、例えばアルミ鍋とかフライパンとかボールペンとかカッターナイフとかスニーカーなどは生活に根ざした良いデザインであるが、それらと民芸との違いは単に「手仕事」で作られているか否かということなのか?
結局のところ「モノ」というのはその成り立ちに関わらず「良い」か、「わるい」か、しかないのではなかろうか?

私はバーナード・リーチの器を「良い」と思ったことは無いが、デザインを志す学生達にとっては知っておかなければならない作家の1人だろうとは思う。17日(土)にギャラリートークがあるので今度は陶芸を教えている学生達を連れてもう一度行こうと思う。学芸員の説明を聞けばもしかしたら私の民芸に対する疑問も少しは晴れるかもしれない。

その足で、地下鉄に乗り、表参道に出来たMOMAデザインストアに行った。こちらはいわゆるモダンデザインが目白押しで、民芸の作家を見た後にモダンデザインを見て比較するというのもまた一興だ。

ミサワ・バウハウスコレクションの展示も捨てがたいがこちらは平日でないとやっていないので学生を連れて行くのは難しい。
by katayama_t | 2007-11-06 23:57 | Art
Work Work Work
くそ忙しい。今日は3つの仕事が重なり、2つをキャンセルして何ヶ月も前から決まっていた1つに絞ったのだが、その流れで追加の仕事が入り今月中の休日がほぼ無くなってしまった。休日が無いと作品が作れず、作品が無いと1月の個展の為の案内状も作れず、かなりやばい状況に陥っている。やりたくはないが昨年の個展の写真でDMを作るか…。毎回個展はそうとうやばいギリギリの状況で行っているが、今回もすごくまずい状況だ。時間が無く作りかけの作品を中断放置していて、乾燥しすぎて台無しになってもう一度最初から作り直すなどということが続いている。困った。

さっき日本人の睡眠時間がこの20年間で最短になったというニュースを見たが、40〜44才で平均7時間9分だという。平均的な人はそんなに寝る時間があるのかとうらやましい…。
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お化け屋敷に化け猫…。
by katayama_t | 2007-11-04 22:35 | Life


記録すること。すべて過ぎ去ってしまう前に。
by katayama_t
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