Katayama Takatoshi Weblog
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中銀カプセルタワー
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家造りも忙しいが、他にもやらなければならない仕事はあり、車で都内によく行く。

いつも高速道路から見える中銀カプセルタワービルは、私が高校を卒業して東京に出てきた頃に見て印象に残った建築の1つ。黒川紀章設計。黒川紀章というと都知事選に出ていた電波系おじさんだと思っている若い人もいるかもしれないが、とんでもない。世界的な建築家である。

当時18才だった私は、この建築の奇抜な外観もさることながら、部屋が1つ1つ独立したカプセルになっていて取り外しや取り替えが可能だというコンセプトに衝撃を覚えた。あの頃はまだ建って8年くらいしか経っていなかったが、あれからすでに30年が経過して解体の話が現実味を帯びてきている。

建築が新陳代謝を繰り返すというそのコンセプトはすばらしいが、実際にカプセルは1度も交換されたことはなく、この建物が天命を十分に全うしたとは言い難い。この先この建築を残したとしてもそれは変わらないだろう。

それでも解体は惜しい。

「未来」というコトバから明るいイメージを感じられなくなった今、輝ける未来を思い描いていた60〜70年代の夢の1つの形として、ただそこにあるだけで意味があるように思う。
内装の写真を見ただけでも、あの時代の空気を思い出す。
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高速道路から見るたびに「ああ、まだ残っていたか」と、少しほっとする。
by katayama_t | 2010-01-30 23:45 | Art
イノシシの足をくれるって…何?
坂本さんからイノシシの足を1本もらった。
筋肉のつき方ってホントに解剖図のようになっているんだなあ…などと思いながら、自分も狩りをしたいという気持ちがフツフツと沸き起こる。
「殺しを金で買うってやばいでしょ?」と言っていたのは、サバイバル登山家の服部文祥さんだった。

まだ子どものイノシシでも足1本って結構な肉の量だ。
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by katayama_t | 2010-01-27 07:11 | Life
宇宙ステーション
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昨日の夕方は国際宇宙ステーションがよく見えたと聞いて、今日も見えるかと思い、カメラを用意したが、高度が低すぎて木星の上の方にうっすらと写っただけ。肉眼でははっきりと確認できたが、目で見えても写真に写るわけではない。
次はもっと高度がある時に見てみようと思う。2月4日の5時半頃か。

http://kibo.tksc.jaxa.jp/letsview/visibility1/index.html
by katayama_t | 2010-01-25 23:19 | Life
玄関扉制作開始
時間が無くてあまり進んでいなかったが、いよいよ玄関の扉制作にとりかかった。

昇降盤を使って杉板に本実加工を施してから、木口も本実にすべく丸鋸で加工。板が左右の扉をあわせて合計8枚で、両端、裏表あるので、32回同じ加工を施す計算。こういう場合はまず、治具(ジグ)を作るところから始めると良い。
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8枚全て加工できたら、まずそれらをボンドで接着。木工用ボンドは水に弱いから屋外では使えないが、まあ、それほど雨がかかるわけでもないし、ボンドだけで持たせるわけでもないし…、と自分に言い聞かせて木工用ボンドを使った。ようするに他のボンドを買いに行くのがメンドクサかったのだ。
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今朝のラジオで沖縄の名護市長選は辺野古移設反対派の稲嶺さんが当選したというニュースを聞いた。
まずは良いニュースだ。
軍隊というのは県外に移設すれば良いのではなく、また、グアムに移転すればOKというのでもなく、どこに行こうが地域住民の生活を脅かす。私たちは軍隊のない世界を本気で模索していかなければならないのだろうと思うが。
by katayama_t | 2010-01-25 07:11 | Construction
政治より青磁のほうが好きだが
政治の世界がまたまた焦臭くなってきた。
石川議員の逮捕って…
「もしかして検察って自民党とグルなのか?」
素人の私が見てもそう疑ってしまうほど、なんだか変だ。
情報のリークも世論を操作しようという意図がみえみえだ。

と言っても、そういう感じがするというだけなので、誰かこの逮捕劇を詳しく解説してくれないか、と思っていたら、江川紹子さんが自身のホームページに長い文章を載せていた。

http://www.egawashoko.com/c006/000315.html

昨日の夕方、民主党に実弾が送られてきたそうだ。
このタイミングで検察批判とも受け取れるようなことを書く勇気をたたえたい。
by katayama_t | 2010-01-19 19:15 | Social
水道管の憂鬱
水道管に何を使うかということで、迷っていた。
塩ビ管や銅管、ステンレス管、架橋ポリエステル管、ポリブデン管など多数あり、中でもステンレス管が腐食も少ないし、安全らしい。
一方安くて一般的によく使われているのは塩ビ管。
最近増えてきている架橋ポリエステル管は、ホースのように柔らかいので融通が利くが、真鍮製の継ぎ手がやたらと高い。

塩ビ管の安さにひかれるが、安さだけで選んでいいのか??
ということで少し調べてみた。
塩ビ管の問題は可塑剤として添加されるDEHP(フタル酸ジエチルヘキシル)が溶け出し、内分泌攪乱物質として作用するのではないか? という疑惑である。

塩ビ管のメーカーサイトでは、試験の結果、溶け出さないということが証明されたと言っているし、一方商売敵の銅管のサイトを見ると、銅管は化学物質が溶け出さないので安全だということで、暗にプラスティックは危険と言っている。こういうのは、私たち一般人には検証のしようがないから困る。

結論としては、騒がれているほどの問題は無かろうと判断して耐衝撃塩化ビニル管(HIVP管)を使用することにしたが、そういう結論に至るまでには、三菱化学(株)の西川洋三さんという方の「環境ホルモン問題は、何が問題か」という論文集が大変参考になった。科学的な考察だけではなく、メディアによる報道なども検証されていて興味深い。

http://www.southwave.co.jp/swave/nishi_report/nr_bkno.html

さて、何を使うか腹をきめたところで、
まず、大まかに配管寸法を測り、ホームセンターへ行って、パイプと継ぎ手と専用の接着剤を買ってきた。塩ビ管の取り回しは雨水の排水工事で慣れているのでサクサクと進行。パイプを丸鋸でちょうど良い長さに切り、接着剤を両側にたっぷり塗ってからすぐに接着する。まったく問題なく台所やトイレまで引き込んだ。次は温水のパイプを通そうと思うのだが、まだ、温水器や流し台や洗面台が無いので、最後にどの位置に立ち上げたら良いのかわからない。

流し台や洗面台や温水器などは玄関の扉をつけてから買おうと思っていたが、扉制作は時間が無く遅々として進まず。しかたがないので扉ができる前に買うことにした。鍵がかかっていないというか扉がない家に置いていても流し台や便器など盗むやつはいないだろう…。ネットで買うと、どんな製品もだいたい半額で買える。安いなあ、と思っていたら、ネットじゃなくてもやっぱり半額くらいの値段らしい。

「定価」っていったい何?

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基礎にあらかじめ開けておいた穴から管を引き込む。
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T字の継ぎ手で2又に分けて、台所と風呂場やトイレへ分岐。その隣に温水用の管を通す予定。全部引き終わってから凍結防止措置をしようと思う。
by katayama_t | 2010-01-18 18:27 | Construction
アートと社会活動
d0094333_14105393.jpg友人からボイスについて示唆に富むメールをいただいたので、もう少し書いておこうと思う。

メールの内容は、「マルクスについてボイスは半分は正しかったが、もう半分は間違っていたと言ったが、それはボイス自身についても言えるのではないか」とのこと。

マルクスは、「資本」というものを、資本主義的な意味(つまり金銭)でしか捉えていない。それをいくら分析してみたところで、そこから抜け出すことはできない、という意味のことをボイスは言っていたが、ボイス自身も同じように、『西欧の文化が積み上げてきたものを、西欧の文化や思想の延長線上の手法で壊そうと(メール本文から引用)』していたのではないか?

社会を変革するために、既存のシステムに乗っかって「緑の党」という政党を立ち上げるということに対する違和感はおそらく誰もが引っかかるところだろう。
そして社会活動を「芸術」と呼ぶ必要がどこにあるのか? という疑問も。
そうやって『』でくくることで、芸術を志す人たちにはインパクトがあるだろうが、それ以外の多くの人にとっては所詮「芸術家」と呼ばれる人の戯言として、聞き流されてしまうのではないだろうか?

ボイスは多くの矛盾を抱えている。

とはいえ、ボイスがそれ以降の芸術家に与えた影響はとても大きいことは事実である。
ボイスを知ってから、私も含めて多くの人は「自分は芸術を通して何を成すべきか?」と問い続けている。


ボイスの「社会活動=芸術」というテーゼに関してもう一言。
先日ある人に「大学で仕事をしながら社会活動もしているなんてすごいですね。」と言われた。その方は私が彫刻家だと知らないので、社会活動とはNPO活動のことを指す。どんな活動をしているか具体的なことは、人のプライバシーに深く関わるので言えないが、「人と人との関係を創造する仕事」であり、「新しい人間関係を発明する仕事」である。自分がやっていることが社会活動とは思ったことは無かったし、ましてや芸術だとか、作品に結びつけようなどとは微塵も思わないが、それで良いのではないかと思う。

それが芸術か否かなどどうでも良い。「芸術」はそこまで重要ではない。
by katayama_t | 2010-01-15 22:24 | Art
千葉を抜け出して
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ヨーゼフボイス展を見に水戸芸術館へ行った。
ボイスは84年に西武美術館での展覧会のために来日し、6月2日に芸大で学生との対話集会を開いた。
私はその頃彫刻科の1年生で、おそらく大半の学生がそうであったように「ボイスの言っていることが芸術に何の関係があるのか?」と思っていた。

展覧会場で対話集会の記録ビデオが流されていたが、最初から話がまったく噛み合っていない。多くの学生は相変わらず従来の芸術の枠組みの中でしか芸術というものを捉えられていないのに対し、ボイスはそんなものは過去の遺物である、私たちは創造力をもって社会を彫刻していくべきなのだと力説する。

あの頃は、単なる観念論者だと思っていたが、今ならその言っている意味が痛いほど分かる。

モダンアートに出口は無い。
思えばあの頃からアートはどんどん軽く表層的になっていった。どうせ出口が無いのなら資本主義にどっぷり浸かって内側から浸食してやろうとばかりに。

しかし、ボイスが言うように現状を肯定したままで社会を変えることはできない。

「ではどうすればいいのか?」

そんなことはわからない。すぐにそういう問いを発してしまうことがまず問題なのかもしれない。人に考えてもらうのではなく、自分で考えることが全ての始まりなのだろう。
by katayama_t | 2010-01-14 22:35 | Art
新種発見
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なにげなくコンビニに立ち寄ると、見たことのないマッチが。
アメリカ製のロウマッチを日本でパッケージした製品のよう。子どもの頃、アメリカ映画の、靴底でマッチを擦るシーンを見てロウマッチを自作したなあ…なんてことを思い出しつつ値段も見ずに購入。

…それにしてもどうしてコンビニにこんなマニアックなものが?
もしかして世の中はマッチブームなのか??

マッチの箱に販売会社のホームページアドレスが載っていたのでアクセスしてみると、そこは世界中のマッチを集めて販売している会社だった。それだけではなく、オリジナルマッチも製作してもらえるらしい。

「マッチコレクションズ」という平成3年に設立した新しい会社で、紹介されているマッチコレクションを見ているだけで、もうなんだかウズウズしてくる。やばい、ほしい…。

社長の挨拶の中にこんな文章があった。

「高度成長期の産業社会の論理(効率とか生産性)の中で、片隅においやられてしまったものは沢山あります。そんな中でマイナーであっても、長年にわたって人々の生活になじんでいる良いものが再び見直される時がきました。」

そうだよなあ、と激しく納得。
使い捨てライターのせいで世界中のマッチは今絶滅の危機に瀕しているらしい。

買おうと思えばここで難なく世界のマッチが手に入るが、それでは自分の足で探して出会う楽しみがない。ほしい気持ちをぐっとおさえて、見るだけにしておこうと思う。

でもマッチクラブには入会した。
by katayama_t | 2010-01-13 08:24 | Life
仕事と職業
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このところNPOの仕事と、大工仕事と、職業としての大学の仕事の3つともやけに忙しく、余裕がない。
いろんなことがおろそかになっているが、それでもなんとかなっているのは何故だろう? なんてことを通勤途中に考えていたら、ふと、大学以外の仕事の関係者は全て女性だということに気がついた。

画廊関係では、巷房もワッツもプラスワンもKCCも219も経営者は全員女性。ミューザ川崎の担当者も女性。NPOのスタッフも全員女性。
驚いたことに、大学の外でしている仕事では10人以上の女性が身近にいるが、男性は1人もいない。
男性と仕事するのは大学内だけだ。

ということは金銭を得るための効率重視の仕事は男性で、効率よりも生命や感情や文化や芸術など人間が生きる上で大切なことをやっている仕事は女性としているということになる。

男性社会では知らぬ間にピラミッド型の命令系統が出来上がるのでこちらも組織の中である役割を演じなければならなくなるが、女性型の社会ではネットワークが横に広がっていき、素の自分のままで仕事ができる。全然お金にはならないが、こっちの方が全人間的だ。

だからストレスが少ないのだな。と納得。
by katayama_t | 2010-01-12 07:00 | Life


記録すること。すべて過ぎ去ってしまう前に。
by katayama_t
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