Katayama Takatoshi Weblog
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立体構成習作
色気が無い。作品になってない。もっともっとたくさん作るのだ。作る量が全然足りない。もっともっともっともっと。
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by katayama_t | 2010-05-30 21:35 | Art
勝手口など作る
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無事断熱材を床下に入れ終え、順調に下地板を貼っていく…はずが、後回しにしていた勝手口や風呂場や玄関や階段の構造を決めなければ、先に進めない状況に。
とりあえず、玄関はもらってきた建具を入れることにして、それに合わせて敷居を作り、風呂場は扉も無いので作りようがなく、階段も同様。残る勝手口を作ることにした。

ドアの高さまで床のコンクリート面を上げたいが、全てコンクリートで埋めるのはもうこりごり。余った材料で束(つか)を作り、その上に根太を載せて、ベニヤ板で床面を作ることにした。ベニヤの床ができたらその上にFRPで防水処理をしてコンクリートの床面を作る予定。
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まず、束と大引きを合わせたものを2つ作った。テキトーに作ったのだが、屋外にほかしてあった木材の色がとても綺麗でうっとりする。こういう作品もいいな、と思えてくるが、眺めている場合ではない。気を取り直して防腐剤を塗ってしばらく放置。染みこむのを待ってボンドで床のコンクリートに固定。その上に根太をビス留めしていった。これだけ丈夫な材を使っていれば乗ってもびくともしない。上に乗せるベニヤ板とFRP作業はできれば明日にでもやりたいが、大学に行かなければならないため、今度の休みの日にまとめてやる予定。もっと時間がほしい。
by katayama_t | 2010-05-30 21:08 | Construction
漁師になるために必要なこと
生まれ育った沼津の家は代々漁師だった。暗いうちに漁に出て朝早く市場に魚を卸す。昼間は網を作ったり、舟のメンテナンスをしたりして、雨が降ると休む。楽しそうだ。

小学生だったある日、興味があって一緒に漁についていった。真っ暗な冷たい海の上、昨日のうちに仕掛けておいた網を引き上げて素手でエビや魚を引きはがす。朝食はおひつに入れて持ってきたご飯と梅干し、今とったばかりの魚の刺身。新鮮すぎる魚は味も素っ気もない。全然楽しくない。寒くて辛いだけだ。自分にはこの仕事は無理だと思った。…無理というより、もっと楽な仕事がいいと思った。それからは「漁に連れて行って」とは二度と言わなかった。今にして思えばもったいないことをしたと思う。

いま私は漁師になろうと思っている。山に罠を仕掛けてイノシシや鹿をとるのだ。金を払って人に殺してもらった生き物ではなく、自分で殺した生き物を食べたいと考えている。


今夜、家に帰ったら、車から降りる前に妻が駆け寄ってきてこう言った。
「ねえ、大変、何かが池で泳いでいるの。ちょっと見て!」
「何? 何かわからないの?」
「うん、何か大きなもの」
「……」

池というのは、家のすぐ隣にある防火用水で、コンクリート製のプールを鉄の柵で囲ってある。水の音がする方向を懐中電灯で照らすと、何か鳩くらいの大きさの奇妙な生き物がこっちに向かってくる。一瞬ぎょっとしたが、よくみると動物の頭だ。
「鹿だ!」
それから救出作戦が始まった。まず柵ごしに前足をつかんで引っ張りあげようとしたが、暴れて思うようにいかない。次に、自作のステンレス製タモ網ですくおうと試みたが、やはり暴れてうまくいかない。次に家にあったコンパネを池に投げ入れて、上に乗るよう誘導したが、水中から板の上に乗るには蹄では無理。こうなったら柵を乗り越えて飛び込むしか無いか、と覚悟を決めたが、ふと手元の柵の出入り口を見ると金属の腐食が進んで鍵が意味を成していない。鍵の代わりに縛ってある針金をナイフで切り、柵を壊してようやく救出することができた。

よくみると鹿だと思っていた動物はどうも鹿ではなさそう。もしかしてこれが噂のキョンってやつか? と思ってネットで調べたらやはりキョン。まだミルクが必要なほど小さくてかわいいが、野生動物としての威厳もある。自分よりずっとりっぱな生き物だ。

肉を食べるのなら動物を殺す痛みを知るべきだ、…なんて思っていたが、自分はこの動物を殺せないと思った。無理だ。そんな痛みを背負うくらいなら肉なんていらない。一生食べなくてもいい。魚や鳥なら殺せるが、四つ足になると無理。少なくとも今の自分はそこまでタフじゃない。
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by katayama_t | 2010-05-26 00:31 | Life
運動会で思うこと
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土曜日は朝から子ども達の運動会。子ども数が少ないので親たちは総出で運動会の準備をする。競技によっては幼稚園や中学校からも子どもが参加した。一口に小学生といっても低学年と高学年では背の高さも足の速さも、顔の表情も何もかも違う。そして中学生にもなると、話すことも目の強さも大学生とほとんど変わらないと感じた。自分を思い返してみても、あの頃からあまり変わっていない。自分が中学生の頃に描いた絵を見ても、多少下手さは残っているが大人の絵だ。大学生の描く絵に混ぜてもまったく違和感がないと思う。

そうなると中学生と大学生は何が違うのだろう? という疑問が浮かぶ。

思考力はそれほど変わった気がしないし、考えてみてもこれといって違いは見つけられないが、強いて上げれば、世界の広さに違いがあるような気がする。中学生までの世界は学校や家庭、地域に限定されて、思考もその範囲を出ることは難しいが、大学生はもっと広い視野に立つことができる。小学校の頃には「自分の夢」というタイトルで、将来何になりたいか、などという意味のない作文を書かされたが、大学生くらいになると本当に切実な問題は「自分は何になりたいか」ではなく「自分は何ものであるか」なのだと気づく。小中学生の頃には「なんだかやだな」と感じていただけだったものが、大学生になると明らかに間違ったことを教わっていたことに気づく。

例えば「読書感想文」なんてくだらないし、「道徳」なんていかがわしい。今の小学生が使っている「心のノート」は衝撃的に酷いしろものだ。それから、描いた絵をコンクールに出すなんてことは今なら断固拒否する。絵を描くことは競争とは無縁であるべきなのだ。

そんなふうに大学生くらいになると、そういう世の中の悪がよく見えるようになる。それは「大学」という目標が何も無い場所で、親元から離れて、日本中から、また他国から集まる、文化もしゃべる言葉も異なる人達と交流していく中で培われる視野の広さなのだと思う。他文化と接することで今まで自分が住んでいた世界を相対的に見られるようになるということなのではないだろうか?

田舎に住んでると、特に世界は狭い。子どもが大きくなったら、絶対に家から追い出してやろうと思っている。そしてできるだけ長く学生でいて考える時間をたくさん作ることだ。
by katayama_t | 2010-05-23 21:25 | Life
床下収納FRPコーティング
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床下収納のために開けた奈落の外側をFRPでコーティングすることにした。こうすることで虫が入ってくるのを防げるし、木が腐ることもない。


FRPの作業手順

用意する物
・厚手のビニル手袋
・ガスマスク(有機溶媒フィルタつき)
・樹脂と硬化剤
・アセトン(筆洗い用)
・ガラスマット
・PP製バケツ(PPだと樹脂が固まってから綺麗に剥がれる)2つ
・FRP用金属ローラーまたは刷毛
・計量カップ
・スポイト

1.ガラスマットを適当な大きさに切っておく
2.ポリエステル樹脂(商品名リゴラック)をPP(ポリポロピレン)製のバケツに入れ、硬化剤(パーメック)を約2%入れ、よく撹拌する。気温が低い場合は硬化剤を多めに入れる。高い場合は少なめ。
3.FRPを施工する箇所に刷毛で樹脂を塗る。
4.ガラスマットを貼り付けて、その上から刷毛で樹脂を塗り、刷毛やローラーで押さえて樹脂を含浸させる。
5.少し重ねて次を貼っていく

この繰り返し。樹脂はおよそ15分くらいで固まり出すのでそのくらいで使い切る量を作る。硬化剤の量で多少硬化時間の調整が可能。


途中、来客(見物人)があり、彼が世間話をしながらタバコに火をつける。
(ちょっと待った!! これ可燃性だぞ!)と心の中で思っているとそいつはこう言った。
「これよく燃えるんだよね」「おれも一回小学校のプールの補修を頼まれてさあ、初めて使ったんだけど火が出てえらい目にあったよ」「すごい熱くなるもんね、これ」

(おいおい、知っているのなら向こうで吸ってくれよ。それに自然発火って硬化剤の入れすぎだろ、それ)と思った。
でも口には出さない。いつになく小心者の自分。火と刃物を持った人には要注意である。

作業が終わってマスクを外すとものすごい臭気。耐えられず、片付けも適当にして帰った。翌朝見ると、よく洗うことをせずにアセトンにつけ込んでいた刷毛が固まっていた。
出来上がった奈落は叩くとボートのような音がした。「そういえば中学生の頃、うちの親父はFRPでうちのベランダを自作していたなあ。あの樹脂は家の近くの船大工から譲ってもらったものだった。」なんてことを思い出した。考えてみたらFRPを使ってベランダを自作する人なんていったいどのくらいいるだろう? ほとんどいない。結局子は親に似るということか…。
by katayama_t | 2010-05-17 07:43 | Construction
水道管圧力の謎
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先日の土曜日に水道管のテストを行った。
水道管を敷設した後には圧力をかけてテストするものだと通りすがりのおじさんに教えてもらってから、地域の水道屋さんに電話して圧力試験の値段を聞くと、7000円前後だというのでお願いした。水道や道路、電気工事というのは、例えば水道管敷設1mにつき10000円とか(笑)一般の金銭感覚とかけはなれていることが多いので、まず値段を聞くことにしている。

あらかじめ水道管を掘り返しておいて、8日(土)に水道屋さんに来てもらった。圧力をかける機械ってどんなすごいものだろう? と期待に胸を膨らましていたが、まったく期待はずれで、手動の小型ポンプを片手にぶら下げて来た。マンションのような大きな建物の場合は電動のポンプを使うが、個人の住居は小型の物のほうが便利とのこと。舟の中に水を溜めて手で延々と水道管へ水を送り込む。「どのくらい圧をかけるのですか?」と質問したところ、「う〜ん…、いすみ市では1.25だけど、全国的には1.7かけるところが多いよねえ。」という答え。
「???」である。

私:「圧力は市町村によって違うんですか??」
水道屋:「そうだねえ」
私:「圧をいくらかけるかというのはどうやって決まっているんですか?」
水道屋:「1.7っていうのは県水の圧力なんだよねえ、皆それにならっているんじゃないかな」
私:「それは県水の圧力以上は圧がかからないということですよね。でも各家庭へはそんなにかからないから、いすみ市では低くしているってことですか?」
水道屋:「う〜ん、そうだねえ…」

なんだか煮え切らない返事である、さらに質問。

私:「実際は1.25で充分ということですか?」
水道屋:「う〜ん、でも自分らがテストするときには1.5くらいはかけておくよ、そこまでかけて大丈夫なら全く問題ないし、そのくらいで(継ぎ目が)外れるようじゃ困るから」
私:「(ちょっとまって)じゃあどうしていすみ市は1.25なんですか?」
水道屋:「う〜ん、例えば古い水道管なんかはあまり圧をかけちゃうと水が漏れちゃうでしょ?」
私:「……」
水道屋:「で、圧はいくつかけておきますか?」
私:「1.5でお願いします!!」

ということで1.5MPa(メガパスカル=15気圧)かけてもらう。

0.5まではなかなか上がらないが、そこを過ぎると見る見る圧が上がっていく。上がっていくにつれて祈るような気持ち。1.5まで上がったところで水道管を見回る。水道管は微動だにしない。しばらくすると空気が抜けて若干圧が下がる。そうしたらもう一度圧を1.5まで上げてから15分間そのまま見守る。映画「U・ボート」で、潜水艦が深海で息を潜めながら敵艦をやりすごすシーンを思い出した。過大な水圧で船体がきしみ、水が漏れてくる緊迫感! やがて蛇口のシールテープの部分から微妙に水が滴ってきた(U・ボートではたしかボルトから水が滴っていた)。どうせ壁を貼ってからやりなおすので構わないが、待っている間、水道屋さんにシールテープの巻き方を教わる。

シールテープはだいたい5〜6回巻いてその上にシール剤をつけてから締め付けると、最後まで締め付けなくとも水漏れはしないとのこと。なるほど。どうやって「最後まで締め付けた状態」と「蛇口のハンドルを上に向かせる」ことが両立できるのかと疑問だったのだが、これで解決である。水道屋さんに来てもらって良かった。

15分が経過して何事もなくテスト終了。水道屋さんからも「これだけできればプロ顔負けですよ」とお墨付きをいただき、ものすごくホッとした。水道管の圧力検査というものを知らなければ、床下に不安を抱えたまま暮らすことになるところだった。

午後からは断熱材と床の下板張りの作業。作業中に様々来客有り。子どもの友達やら、たぶん近所に住んでいるおばあちゃんやら、電気屋さんやら、ハイキングをしている子ども連れやら。皆一様に家を眺めて感想を述べていく。我が家はどうやらそうとう目立つらしい。
by katayama_t | 2010-05-12 05:53 | Construction
床下収納または奈落
天気が良いと仕事がはかどる。
今日は長女が子ども相撲に出場するため、午前中「万木城祭り」へ。初めて行く万木城跡公園は急な坂道を登った上にあり行くだけでしんどい。子ども相撲はメインイベントで、子ども達を見ているだけでもそれぞれ個性があって結構面白かった。長女は5年生女子の対戦で準優勝、といっても5年生女子はたったの4人しか出ていない。皆そのくらいの年齢になると恥ずかしがって出ないのだ。我が家の長女は、そんなことお構いなしで、思いっきり相撲をとっていた。我が娘ながらあっぱれである。
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午後からはいつも通り家作り。今日は先日仕上げた床下収納の横に、床下に潜るための入り口を作った。電線や水道管に不具合があった場合ここから床下に潜って修理する。緊急時にはPanic Roomとしても機能する構造にするつもり。
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もう何ヶ月も大工仕事をしていると道具の扱いにもすっかり慣れて、仕事が早く正確にできるようになる。最初は丸鋸にジグをつけて切っても真っ直ぐに切れなかったのが、今ではジグなど使わずにほぼ真っ直ぐに切れる。昔新築の家を作っている様子をじっと眺めていたことがある。大工さんが丸鋸をフリーハンドで使って、ピッタリと寸法に合うのを見て目を見張っていたが、今では自分もそれに近いものがある。慣れるってこういうことなのだ。
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日が長くなった。
by katayama_t | 2010-05-03 23:43 | Construction


記録すること。すべて過ぎ去ってしまう前に。
by katayama_t
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