Katayama Takatoshi Weblog
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街灯用電球
外壁を漆喰にしてから取り付けようと思っていたのだが、いつになるのか分からないため、先に玄関灯を取り付けた。電球はナショナル(現パナソニック)の「街灯用電球」というもので、数十年前のもの。なぜか我が家にたくさんストックがある。耐震設計なので一般的な電球とはフィラメントの形が違っていてかっこいい。
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by katayama_t | 2013-07-13 21:15 | Construction
描くこと
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藝大を受験してからもうずいぶん経つが、ここに来てまさかまたマルスを描くことになろうとは思わなかった。受験の頃は石膏デッサンが楽しくてしかたなかったが、描く必要が無くなれば、もう描きたいとは思わず、受験以来まともに石膏デッサンはやっていない。藝大ではヌードモデルは毎日入っているし、石膏よりも実物の人間の方がずっと楽しいから。

先日M2の学生が、ある大企業のプロダクトデザイナーとして条件付きで内々定をいただいた。その条件というのが『入社までにデッサン力を身につけること』。物の形を捉えたり、正確に描く技術が他の候補者よりも明らかに劣っていたようだが、それでも人柄やポテンシャルを評価してくれて内々定を頂くことができたので、ここは一肌脱いでみっちり教えこもうと毎日夕方からデッサン講習を始めた。

まずは、一番難しい『石膏像』から入って、立体を捉える訓練と、陰影で立体を表現する技術を身につけてもらい、次に静物デッサンで円筒形や直方体を正確に描く訓練。そして、最終的にはプロダクトデザイナーに必要なスキルとしてペンで立体物をすばやく正確に表現するところまで年内に行う予定。

最初は、まず描かせて、行き詰まってきたら手直しをする方法で教えていたのだが、良く描けているデッサンの実物を見ること無く一人で描いていてもなかなか上達しない。希望する何人かの学生で描いてはいるのだが、レベルが似たり寄ったりで参考になりそうなデッサンが無い。しかたがないので私が描いてみせることにした。

と言っても、良いデッサンを描ける自信などまったく無い。もともとたいして上手い方では無いし、受験以来ほとんどデッサンもしていない。それでも、学生とは天と地ほどもレベルが違うので、必ず何らかの参考にはなるだろうという確信はあった。

いざやってみると、思った以上に難しい。まず形がとれない。正確に計りながらも、全体の印象を手がかりに、ああでもないこうでもないと、形を動かしながら手探りで描いていった。結果としては、最初から無駄なく完璧に描いていくよりも、苦労しながら手探りで進めていく姿を見せることができたのは良かったと思う。教えていた学生からも「先生でもこんなに苦労するんだということが分かって少し安心しました。」と言われた。

描いてみて改めて思ったのは、絵を描くことはとっても楽しいということ。笑っちゃうくらい難しいのを手探りで探っていく過程も楽しいし、完成に近づいていって自分のデッサンが立体に見えてくるのも、まるで魔法を扱っているようで楽しい。描く前は、仕事が終わって疲れ切っている夕方から描くのは「疲れるだろうな」と思っていたが、やってみると逆で2時間くらい没頭していると疲れがすっかり取れ、力が湧いてくるのを感じる。日常の中でこういう時間を持ち続けるときっと人生が豊かになる。次は石膏像ではなく実際の人物を描いたり造ったりしてみたい。
by katayama_t | 2013-07-13 20:51 | Art


記録すること。すべて過ぎ去ってしまう前に。
by katayama_t
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