Katayama Takatoshi Weblog
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Tokyo展覧会日和
土日に都内に出ることはめったに無いのだが、今日は12月に個展をやる巷房の下見をしなければ制作が進まないので、思い切って出てきた。まずは東陽町で降り、A4でやってるトーベヤンソン展へ。ムーミンで知られた作家だが、その根底に流れる反戦思想や芸術を愛する人物像に触れることができて、とても良い展示。椅子に座って暇そうにしていた係の女性から聞いたところによると、子ども連れの他に大人の男性が一人でふらっとやってくることが多いとのこと。そういう大人の男性と知り合いになりたい。日本では子ども向けのアニメ「ムーミン」のイメージが強いが、トーベヤンソンは重要な作家だ。
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東陽町を後にして六本木に向かい、Midtownの外ベンチで持参したおにぎりを食べていると向かいにあるFujifilmビルでなにやら面白そうな展示が目に付いた。「旅する惑星」と題して世界各地の風景や人物などの写真展をやっていた。とてもいい写真。
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次に国立新美術館まで歩き、アンドレアス・グルスキー展。写真だし、観なくても良いかな、と思っていたが、一応観ておく。素晴らしい写真だが、それ以上特に感想なし。

MIdtownに戻ってきて21_21のカラーハンティング展。2人入れる招待券があったので、入り口付近で写真を撮っていた女性に声をかけて一緒に入館。展覧会としては今ひとつだったので早々に切り上げて、DesignHUBの富山デザイン展へ。こちらは実用的なデザインの展示。竹で紙を作っている会社が面白かった。紙の質感は普通の紙とほとんど変わらず、竹で作っていると言われなければ気づかないほど。コスト面が課題だが、竹という各地で邪魔者扱いされている国産の材料で紙が作れるというのはなかなか画期的かもしれない。杉では出来ないのかな?

銀座に移動して、巷房へ。一通り展示を見てから、画廊空間を頭にたたき込む。見るたびに「こんなに狭かったかな?」と思うが、不思議と立体を入れると広く見える空間。画廊面積や天井高などを計測して持参した素材を置いてみて、展示内容をシミュレートする。とは言っても他の方が展示中だし、人もいるのでなかなかイメージしずらい。

画廊というのは1週間ごとに展示が変わり、搬入は土曜日の17時から月曜のオープン時間までということになっているので、どうしても簡単に搬入できるものしか展示できない。インスタレーションをやるにしても、持ってきて置くだけという展示になりがちである。せめて1週間くらい搬入に時間がとれれば、ある程度現地制作をしてその場でしか出来ないような良い展示もできそうなのだが、現状では難しい。どこまで「未完成」にして搬入時に「制作」できる余地を残すかというのは賭の要素が大きいので、なかなか踏み込めず、結果「物」を作って搬入ということになるが、そこをなんとかしたい。失敗するかもしれないが、なんとかしたい。

巷房を後にして最後にリクシルギャラリーの中谷宇吉郎展へ。…もうため息しか出ない。科学研究の確かさに比べてデザインやアートのやっていることのなんと不確かなことよ。

制作をしていても、昨日は天才的だと思った発想が今日はゴミに思えるようなことの繰り返しである。

明日は家造りをしよう…。これはやればやっただけ進む確かさがある。
by katayama_t | 2013-09-14 23:34 | Art


記録すること。すべて過ぎ去ってしまう前に。
by katayama_t
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