Katayama Takatoshi Weblog
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ストーブ運転開始
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夏に設置したストーブを今日から稼働させた。このところ身体の調子がすこぶる悪い。いくら休養をとっても快復しない。こういう時に家族がいて良かった、猫がいて良かった、絵があって良かった、そして火があって良かったと思う。
by katayama_t | 2014-11-15 20:42 | Life
山神様はどこへ
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すぐ近くの山にゴルフ場開発計画があった。開発業者がバブルの頃に土地を取得し、一部工事を開始したものの、どうしても土地を手放さない住民がいて頓挫したままバブルがはじけてそのまま計画が凍結されたらしい。ゴルフ場ができれば雇用が生まれる、また、ゴルフ場開発で土砂が流れるので近隣の河川をコンクリートで護岸工事してくれるという約束をとりつけ当時ほとんどの住民は賛成したらしい。土地を手放さなかった方は大変なプレッシャーを感じていただろう。

最近ゴルフ場に使用される農薬は安全で量も少ないとか、野生動物の宝庫だとか、貯水能力は意外と高いなどと言うゴルフ場擁護論がある。そういう話はまったく信じていないが、仮にそれらがすべて真実だったとしても私はゴルフ場が大嫌いだ。ゴルフをやる人間は信用しないし、すべて悪人だと思っている。

改めて上空から千葉県を眺めてみると、市原市やいすみ市のほとんどの山がゴルフ場になっている。かつてこの山々にもきっと山神様がいて小さな社がたくさんあったはずだ。うちの小さな裏山にも社や地蔵が3つもあるのだ。あの山々には数知れない神々がいただろう。その神々を失っていったい何が残るというのか。ほんの一時期ほんの少し雇用が生まれたところで、人口が減っていけばそんなものはすぐに無くなってしまう。そして失われた樹木や神は二度と帰ってこないだろう。

人の住んでいるすぐ側に容易には近づけない自然があるということの精神的な充足感は何ものにも代えがたいのではないか。以前住んでいた大多喜の家の前には時々鹿が立っていたり、庭にアナグマがいたり天井裏にハクビシンがいたりした。屋根の上を猿が歩いていた。畑はイノシシに荒らされ農作物の被害は甚大だったが、それでも、そういう動物がすぐ近くに住んでいることを誇りに感じていた。夜動物の鳴き声が聞こえると何か神聖な気持ちになった。それらが無くても多くの人は生きていけるかもしれない。でも私には無理だ。少子化が進み、ゴルフ人口も減り、千葉県のゴルフ場は今後次々に経営破綻していくだろう。あと数十年かけてあの広大な土地が自然に帰っていくことを祈るばかりだ。
by katayama_t | 2014-11-14 18:17 | Social
生きるために必要なこと
自分には彫刻があって良かったと思うのと同じように薪割りや焚き火があって本当に良かったと思う。人が生きるために必要なことは、何かを作ったり、火を焚いたりすることだと思う。
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by katayama_t | 2014-11-14 17:41 | Life
「GAKE」へ
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まだ店を始めていない頃に一度お邪魔したきり、すっかり疎遠になっていた「GAKE」に行ってきた。先日家の前を偶然通りかかったとのことでわざわざ車から降りて挨拶していってくれたのがきっかけで、今日は家族で行ってみようという気持ちになった。最近体調がすぐれず、良い気晴らしになるかもしれないという期待もあった。

行くと予想外と言っては大変失礼だが、とても繁盛していて驚いた。店の周囲は車であふれ、ひっきりなしに客が来る。店の感じもおしゃれだけど適度に乱雑で落ち着く、無造作に展示してあるアンティークに子どもたちは興味津々。料理やケーキの盛りつけもなかなか美しく、コーヒーも美味しい。ランチをやっているとは知らずに、ランチタイムに飲み物のみという失礼をしてしまったが、今度はぜひランチを食べに行きたいと思えるほど居心地が良い。妻もすっかり気に入り「人が集まるのは店主の人柄もあるんじゃないか」とのこと。やっぱり人は人で動くのだよな、と再確認した。ここから臨む海もやはりなかなか見事。休日の楽しみが1つ増えた。
by katayama_t | 2014-11-03 22:56 | Life
シュタイナー学園でエポック授業2
粘土で形を作ってから約2週間空けていよいよ野焼き。今回は物が小さいし粘土が乾燥しているので簡単には割れそうにないが、念には念を入れて外側から徐々に炙っていき、最後は火力の強い竹を入れて一気に温度を引き上げる。粘土が焼けた温度は火の色から判断してだいたい700℃から温度が高いところでも800℃程度なのではないかと思われる。

焚き火で火力を調節するにはある程度の経験が必要である。子どもの頃によく火で遊んでいた人は火の扱いが自然と身についているが、そうでない人は、火力を安定させることができずに、燃えすぎてしまったり火が消えてしまったりということが起きる。

私が子どもの頃は冬になると朝には必ずどこかで焚き火があり、道行く人があたっていった。焚き火を囲う者どうし何気ない会話をしていた記憶がある。そしてそれを見て、子どもたちも火遊びを覚えていったような気がする。そんなふうに火が日常にあったので私たちから上の世代は比較的火の扱いに慣れているが、下の世代になると、バーベキューをするにも着火剤が無いと火を起こせないような人が多い。また、最近では火を燃やしてはいけない場所が多く、賃貸住宅でもオール電化などと言って、生活の中で火を見ることがまったく無い人も増えている。

こんなことで大丈夫だろうか? と心配になるが、同じような心配はいつの時代にもあったのかもしれない。便利なものが発明されれば、その分人間の能力のどこかが退化するのは自明だ。しかし、それでもなお思う。火や土と切り離された人間は本当に大丈夫なのだろうか?

野焼きをしている間、ここの子どもたちは、竹を鋸で引いたり、火で遊んだり、笹を採ってきて火で炙って弓矢の矢を作ったりして、すっかり道具や火に慣れている様子。子どもの頃からこうしていれば当たり前に道具や火が扱える大人に育つだろう。

子どもの人数が少ないことが気がかりだが、ここでしか経験できないことをもっとたくさんさせてあげたいと思う。
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by katayama_t | 2014-11-03 22:08 | Art


記録すること。すべて過ぎ去ってしまう前に。
by katayama_t
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