洗面所がなんとなく臭いとは以前から感じていたが、それは洗濯機のプラスティック臭で、いずれは抜けるのかと思っていた。でも一向になくなる気配がないので、臭いの元をたどってみると、どうやら排水口から立ち上がってくる臭いだと分かった。
排水管というものは排水口へ行くまでの間に必ずループを作るなどして水を溜める。そうすれば臭いが上がってこないからだ。でも、洗濯機は排水が洗濯機の下についているのでループが作れない。しかたがないので排水口にパッキンを入れて隙間を無くしたのだが、いくら隙間を無くしたところで臭いは洗濯機の排水管を上り洗濯機の中から立ち上ってくる。これを防ぐためには床下の配管に水溜まりを作るしか無い。
洗濯機の排水だけは床下で水溜まりを作らなければいけないものなのだ。きっと。
ということで、床下に潜り、洗濯機の配管を切断して迂回路を作った。これで安心。
と思ったのだが、後で水平位置から撮った写真を見返して気づいた。作業のしやすさから迂回路を斜めにつけたせいで水面が配管内を塞ぐか塞がないかの微妙なところにある。↓
これでダメならもう1回やり直し…。
接続させる前にもう一度水の溜まり具合を想像してみればこんなミスは起きないのだが、いつものことながら仕事の詰めが甘い…。作品作りと一緒だ。
(追記)
今朝洗面所の配管を臭ってみたが、まったく臭気は上がってきていない様子。良かった。
そして、先ほどコメントの書き込みで
洗濯機用の排水トラップという商品があることを知った。なるほど、こういうものの存在を知っていれば配管を床下ですぐに曲げるようなことはしないよなあ…。「知らない」ことでどれほど苦労しているか…。