Katayama Takatoshi Weblog
カテゴリ:Life( 424 )
やりたいことは先延ばしにしないこと

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中学生の頃、歩道に突っ込んできた軽トラックに跳ねられてからというもの車道近くを歩く人が気になってしかたがない。誰かと一緒に歩いていても相手が無防備に車道側を歩いていると落ち着かず話の内容も頭に入ってこない。「すみませんがこっち側を歩いてもらっていいですか」と道の端の方を指して伝えることもあるけど、「車が突っ込んでくるかもしれないから」なんて馬鹿げた心配をしていることはなんとなく伝えづらいし、伝えたとしても不審がられるのがオチだ。車が自分に向かって突っ込んでくるなんてことは普通起こらないと当然のように皆思い込んでいる。でもそれは間違いだ。

今朝、草刈りをしていたら4トントラックが猛スピードで縁石を越えて自分のすぐ脇に突っ込んできた。

人間いつ何があるか分からない。

だから、やりたいことは出来るだけ先延ばしにせず、毎日楽しく笑って過ごした方が良い。

というわけで明日沼津に行って夜に夜光虫の海で泳いでくる。あの素晴らしさを言葉で伝えるのは不可能だ、経験しないとわからない。


by katayama_t | 2018-08-12 21:20 | Life | Trackback(3) | Comments(0)
もっとずっと弱い生き物に

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先日卒業生から久しぶりに連絡があり2人でランチをした。卒業してからかれこれ15年ほどになるだろうか、以前はたまに2人で飲みに行ったりもしていたが、子どもが産まれてからすっかり疎遠になっていた。こうして連絡をくれて再会できるのはとても嬉しい。久しぶりに会った彼女は知らぬ間に(忘れているだけかもしれないが……)2人の子どもを育てていて、危なっかしいところも見えず、もう立派な大人だ。本人は「いくつになっても大人になれないし分からないことだらけだ」と言っていたが、そういうふうに自分のことをさらりと言えること自体がとても信頼できるし安心できる。

自らのことを「大人になってない」とか「分からないことだらけ」だと感じる人は一生そう感じながら生きていくのではないかと思う。たぶん、死ぬまで。 それは、いつでも誰からでも何からでも学ぶことができるということであって、柔軟で変わる可能性を秘めているということだし、人と良い関係を結ぶためには必須の能力だと思う。そもそもコミュニケーションというのは人によって変えられる可能性を秘めていないとまったく成り立たないものだ。変わる可能性の見えない人というのは相手のことを見ていないし受け入れる気も無いということなわけで、コミュニケーションなど成立しないのは自明だから。当然だがそういう人と一緒にいても全然楽しくない。……よくいる自慢話しかしないおじさんとか最低だよね。

そういえば彼女はこんなことも言っていた。「小学校の先生は意味の無いルールを子どもに押しつけていてとてもおかしい」と。そういう先生は子どもとコミュニケーションを取る気などないのだろう。子どもから教えられることはたくさんあるのにとてももったいないと思う。


「NUUAMM」(GEZAN)のMU-MINという曲にこういう歌詞がある。

「きみと会ってからのぼくは、もっとずっと弱い生き物になった。ばかにしてたポップソングの歌詞も今なら理解出来るよ」

これはとてもよくわかるしとてもとても良い。人と出会うというのはこういうことなんだよな。


by katayama_t | 2018-08-10 22:31 | Life | Trackback | Comments(0)
マーチ車検

マーチを車検に出してきた。

ブレーキランプやヘッドライトが切れていないかだけチェックして、まったく整備をせずにいきなり持って行ったら、ヘッドライトの光軸がズレているのと、ナンバープレートランプが片方切れているのが判明し、あえなく「不合格」。その日のうちに直して再検査すれば費用はかからないが、後日にすると検査費用(検査登録印紙400円と審査証紙1300円)が再びかかってしまうため、iPhoneで周辺のホームセンターとテスター屋を検索。ホームセンターで球を購入して交換、テスター屋で光軸調整をしてもらい、再検査で無事合格。お昼を挟んで結局4時間もかかってしまった。

ユーザー車検はやったことがないとハードルが高く感じるが、前の車が何をしているかよく観察すればだいたいのことは分かるし、慣れていない人は係の人が付きっきりで世話をしてくれるので誰でも問題無くできるようになっている。基本的に検査場の係員は皆優しいし、無事に合格するよう手を尽くしてくれている感じが伝わってくる。

しかし、もう少し整備してから持ち込まないと失礼だと我ながら思う。次回は不良箇所が無いかもっとよく見て、予め光軸の検査をしてから持ち込もうと思う。もう大人なんだし。

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基本費用

検査登録印紙 400円

審査証紙 1300円

重量税印紙 25200円

自賠責保険 25830円


メンテナンス費用

光軸調整(レンズ磨き込) 2000円

ナンバープレート球 140円


合計 54870円


初年度登録が平成11年(1999年)なので重量税が割高で、どうしてもこれだけはかかってしまう。


by katayama_t | 2018-08-10 20:30 | Life | Trackback | Comments(2)
タイマーモジュール設定
作品の粘土原型を乾燥させるためのヒーターを間欠運転させようと思い、amazonでデジタルディレイタイマーモジュールを購入。「KKmoon AC 110~250V LED表示 タイマーモジュール 時間遅延モジュール 自動化 デジタル遅延タイマー制御 リレースイッチモジュール」という商品。999円という安さ。

多くの商品がDC12Vの電源が必要な中、これは整流器を内蔵し、AC100Vで動かすことができるのでとても楽ちん。また、デジタルで時間を設定できるためとても便利。

ただ、注文して届くのはモジュールのみで説明書などが一切無いので、面食らう方も多いに違いないと思う。ネット上に英語バージョンのマニュアルがあるにはあるが基本的な知識が無いとどうにもならないと思う。

ということで、おそらく購入を考えている人が一番よく使うであろう使い方「ON OFFの無限ループ」の設定方法をメモとして残しておく。

まず、5つある接点に何のコードをどのように繫ぐかというと下の写真のように、右側の2つの接点を100V電源へ繋ぎ、タイマーの動作電力とする。タイマーが動作するとNOとCOMがスイッチとなり、入ったり切れたりするため、動かしたいものとCOMの間に電源を供給してやると、無事間欠運転ができる。リレーを動かすのにAC100Vを使うため、それがそのまま出力電源になるのではないかと勘違いする人もいると思うが、出力電源は別供給が必要。この辺りが若干間違えやすいかもしれない。
要するにこういうこと。テスタをあてると抵抗値がゼロになったり無限大になったりする。
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上の図を簡潔にすると下の図のようになり、プラグとコンセントが1つあれば足りる。
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プログラムの方法は「K1」を押していって「P-3」にする。あとは「K2」と「K3」を適当に押していけば、なんとなくONとOFFの時間設定の方法が分かってくる。デジタル時計の時間設定をしたことがある人であれば問題無くできると思う。
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プラグをコンセントに入れるとリレースイッチが作動し、青ランプがついている時間で動作する。
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その他の詳しい設定方法は、ここここを見ると分かりやすい。


by katayama_t | 2018-07-02 22:47 | Life | Trackback | Comments(0)
車のフロントガラス交換
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軽トラのフロントガラスが割れた。飛び石のような不慮の事故であれば保険で修理できるらしいが、事故とは言い難い状況なのでしかたなく自分で修理をすることにした。
まずはネットで情報を収集して、必要な部品を調達。
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ちなみに
フロントガラスとモールはグラスキングダイレクトから注文。15121円
ウィンドシールドリムーバーはアストロプロダクツの店舗で購入。1296円
接着剤は横浜ゴムのハマタイト フロントガラス交換用5点セットをamazonで購入。2980円。
バキュームリフターもamazonで購入。1700円×2つ=3400円

合計で22797円。格安!

まずは、ガラスの外側にあるゴムのモールをカッターナイフで切りながら剥がす。
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次にウィンドシールドリムーバーという専用の工具をガラスと車体の隙間に苦労して潜り込ませて接着剤を切り車体とガラスを切り離す。
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付着している接着剤をカッターナイフやら鑿やらを使ってできるだけ綺麗に取り除く。
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ガラス側と車体側に専用のプライマーを塗布。コーキングガンで車体側に接着剤を塗布。これがなかなか固くて出にくい……。
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ガラスをはめてテープで固定して、外側にゴムのモールを付けて完成。モールは予めドライヤーで全体を柔らかくしておくと作業がしやすくて良い。
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しかし、やろうと思えばこういうことが誰でも手軽にできる時代になったというのは凄いと思う。部品や工具はすべて簡単に手に入るし、やり方もネットを検索すればだいたいわかる。

やはり、お金を稼ぐよりも如何に使わないかということに頭を使った方がずっと気持ちが良いし、自分でできることが増えて行くのはとても楽しい。

by katayama_t | 2018-07-01 21:06 | Life | Trackback | Comments(0)
桜の花が咲き出した
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先日めまい発作で倒れたことを、ありがたいことに職場の皆が心配してくれていろいろとサポートしてくれた。自分がやらねばならない仕事もあっという間にやってくれていて、なんというか、感謝しか無い。人の好意を感じられるとずいぶんと気持ちが楽になる。次に誰かが困っていたら自分に出来ることは何でもしようと思う。でも相手が誰でもサポートしたいと思うかというとそうでもない。やはりサポートしたいと思う人と、あまり関わりたくないと思う人はいる。

その違いは何かというと、一言で言えば権威主義的かそうでないかということだと思う。やたらと偉そうで、役職や年齢の下の人に命令したり、人が自分のために何かをして当然だと思っている人は時々いる。実際に年齢や役職が上ということではなくても、自分を過大評価して勘違いしている人や、自分の得になることしか考えていなくて、権威に擦り寄るような人もいる。そういう人が困っていても手を差し伸べる気が起きない。

その逆にどんなに社会的立場が上の人であっても、それをまったく感じさせない人もいる。大人になる前にそういう立派な大人に出会えたことで、自分の人生は大きく変わったような気もする。

自分の中の“そういう立派な大人”の筆頭は大学時代に出会った三木成夫先生だ。私が難儀な病気を患って、思うように制作ができず悩んでいた時に相談に行ったら、子どものような純真さ(子どもが純真かどうかは置くとして)で気持ちにより添い真っ直ぐに話を聞いてくれて一緒に涙を流してくれた。

三木先生は自分よりもずいぶん年上だが、年齢の違いなどというものをまったく感じることは無く、人と人として接してくれた。こういう人に出会えたことで自分を認めることができてずいぶんと生きやすくなった気がする。

人の本質は年齢や性別、国籍、肌の色などで左右されない。「年上を敬う」ということは美徳のように言われるが、敬うのは年上だけではなく、年下であっても一人の人間として尊重すべきなのだ。もちろん性別や人種なども同じ。ましてや社会的立場などまったく関係ない。

人への接し方を年齢や性別、国籍、肌の色などで変えないとしたら、どういう基準で人とのつきあいをすれば良いのか。その人物が権威主義的でないか、あるいは尊敬できるかどうかで判断する? それも息苦しい。人間はそんなに単純ではないと思う。

身も蓋もないが、結局は人との関係は合うか合わないか、好きか嫌いかだけなのではないかと思う。自分は権威主義的な人とはどうしても馬が合わない。子どもの頃からそうだったからこれはもう変わりようがない。しかし、何にでも慣れてしまうのもまた人間だ。自分が権威を持つとそれに慣れてしまうということも起こりうる。ある程度年齢が上がり、社会的にも認められてくると、自分は立派な人間だと勘違いしてしまうということは充分考えられる。そういう罠に陥らないように気をつけなければいけないと思う。

最近よく話題になる「MeToo」や「WeToo」の運動で、ハラスメントを受けた多くの人が声を上げ始めている。そして権威を持った多くの著名人が過去の過ちを謝罪することになった。この人たちも人々にちやほやされていい気になってしまっていたのだろう。自分の地位や持っている力が人に与える影響を正しく認識できずに自分が人よりも上になったような気がしてしまったのかもしれない。いずれにせよ地位や名誉などには極力近づかないのが吉だ。


by katayama_t | 2018-03-22 23:00 | Life | Trackback | Comments(0)
シフトチェンジ
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3月14日の夜、何を思ったのか酔った勢いで突然amazonのレビューを立て続けに5本書いた。

これだ

 ↓

https://www.amazon.co.jp/gp/profile/amzn1.account.AEH63OPRM3EVQJBXUJZKGNW44WZQ/ref=cm_cr_srp_d_pdp?ie=UTF8

そしてその翌朝、突然激しい回転性の目眩に襲われて倒れ、人生で2度目の救急搬送(1度目は中学生の頃、歩道に車が突っ込んできてはねられた。スローモーションで宙を舞ったのを覚えている)。胃液をすべて吐いて、吐けるものが無くなってもまだ吐いた。目を開けるとグルグルと世界が回っていて吐き気がするので目を固く閉じたまま点滴を2本打たれ、脳のCTを取り、8時間ほど経ってまだ目を開けられないもののようやく車椅子での移動ができるようになり、夕方家に戻って自宅療養。次の日には壁につかまりながらも自分一人で動けるようになり、昨日から普通の生活に戻ってお酒を飲んだ。脳には異常が見つからなかったので、今日は耳鼻科に行き、内耳と聴覚の検査。結局原因は特定できず……(むしろ人よりも耳がいいらしいことが分かった笑)。目眩の原因というのは様々考えられ、原因が分からないことも多いらしい。ともあれ大事に至らなくて良かった。

amazonのレビューを立て続けに書いたことと、目眩で倒れたことは関係ないといえば関係ないのだが、自分の中では繋がっている。なんというか、やらなければいけないことや、やりたいことが多すぎて、休日もずっと働いていたものの、全然時間が足りず、とても焦っていた。そして、倒れる前の晩に自分の中でギヤをチェンジをした感じがあった。自分の中の回転を速めれば、周りの景色など気にせずに突っ走ることができる。忙しいときほど、さらにたくさんの仕事をしているということを、後でメールのやりとりなどを見て思うことがあるが、そういう状態に自分をシフトした。

ところが倒れてしまった。無理のしすぎだ。こうして立ち止まれるように体が正しく反応してくれたということか。そろそろ何か違う方法で自分を回さなければいけない時期に来ているのかもしれない。この3日ほど何もせず良い休養になったし、リセットして真っ新な目で新しく世界を見てみるというのも大切。


by katayama_t | 2018-03-19 20:54 | Life | Trackback | Comments(0)
生きている気がするように

昨年まで毎日畑仕事をしていた隣に住んでいる少々呆けてきた90歳のおばあさんが、「毎日外に出て仕事をしていないと生きている気がしない」と言っていた。

材木屋の江沢さんは、土日だろうが祝日だろうがいつ行っても仕事をしているので「一年中休みなしなんですか?」と聞くと、「俺は馬鹿だからよう、仕事してないと何もなくなっちゃうんだよ」と言っていた。

今までは、「凄いな……、自分にはできないな。」と思っていたが、自分も気がつけば毎日身体を動かして仕事をしていないと生きている気がしないし、身体を動かしているだけでは物足りなくて、何かを作っていなければ生きていけない。いつの間にかそうなっていた。休日は休みの日では無くて生きるために仕事をする日になっている。

いつからだろうと思い返してみても分からないが、はっきりと自分に対して驚きをもって自覚したのはこの時だったかなと思い出す出来事がある。

昨年の8月にミラノの素敵なトラットリアで小野寺さんとその妹と三人で飲んでいたときに「明日ベネチアに行くので一緒に行きましょう!」と誘われたがちょと迷ってから断った。一緒にいてとてもとても楽しかったし、たぶん一緒に行けば楽しく過ごすことができたと思う。でも、早く制作をしたいという思いのほうが勝った。レジデンスプログラムで滞在しているギッファに戻ってとにかく何か作らなければ自分が自分で無くなるような気がした。今まではこんなことはなかったように思う。好きな人の誘いを断るなんてことはあり得ないし、結果はどうあれ流れに身を任せていた。自分の未来の可能性を狭めるようなことをすることはまずなかった。

この時にはっきりと自分は変わったのだと自覚した。自分でも少し驚いたが、たぶんこの時にいきなり変わったわけではなく、今までは見て見ぬふりをして無理をして人付き合いをしてきたのかもしれないとも思った。

日常的に何かを作っていないと、どんなことであれ本当に楽しむということはもうできない。ひょっとしたら昔からそうだったのかもしれない。ようやく自覚しただけなのかもしれない。

ネットに接続すればいろんな情報が飛び込んでくる。でも今はそのほとんどがどうでも良いように感じる。それでも沖縄問題や原発問題、人の尊厳の問題など、無視できない問題はあるが、アートとかデザインとか、クラフトとか、暮らし? とかもうどうでも良いのではないか。そんなことを言っている余裕のある人は盲目だ。問題はそんなところにはない。もっと切実で自分ではどうにもならないところに本当に向き合うべき事はある。そこに向き合うことが生きているということなのだと思う。

写真は先日もらった山桜を彫ったもの。お玉は時間がかかったけどスプーンは楽勝。すぐにできる。



by katayama_t | 2018-02-12 18:04 | Life | Trackback | Comments(0)
親がいなくなって気づいたこと
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この数年間、自分は精神的にずいぶん乱高下していたような気がする。この数年で何があったのか冷静に思い返すと、2013年に妻の母親が同居後1週間で亡くなり、2016年に私の父親が亡くなり、2017年には同居していた妻の父親が亡くなった。私の母はずいぶん前から認知症がひどく短期記憶をまったく保てない。世の中にはひどく虐待されて育った人もいるから人にもよると思うが、親というのは何があっても無条件で自分の味方をしてくれる唯一の存在なのではないかと思う。そういう人がこの世から居なくなるということは、やはり大きな損失だったのだと思う。

何もしてくれなかったと思っていたが、親の期待や呪縛がなかっただけでもずいぶんと恵まれていたのではないかと今は思う。いま自分の存在を肯定できているのは親に捨てられるという心配をせずに育ってこられたからではないか。そして、それが親が子どもにできるほとんど唯一のことなのではないかと思う。自分を肯定することができれば生きていくのはそう難しくない。


by katayama_t | 2018-02-07 21:20 | Life | Trackback | Comments(0)
立春の卵
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中谷宇吉郎の「立春の卵」の話は野口三千三先生から教わった。
とても面白い話で、「立春に卵が立つ」という新聞紙面を賑わした与太話を、あっさりと「卵というものは立つものなのである。」と言い放ち、その根拠を科学的に解明してみせる。そして、最後に「私も新聞に出ていた写真を見なかったら、立てることは出来なかったであろう。何百年の間、世界中で卵が立たなかったのは、皆が立たないと思っていたからである。」と締めくくる。

思い込みというのは恐ろしいものである。
思い込みのせいで、可能性を狭めていることはたくさんあるだろう。思い込みを外して多角的にものを見ることはすべてにおいてとても大事だ。


by katayama_t | 2018-02-04 21:14 | Life | Trackback | Comments(0)


記録すること。すべて過ぎ去ってしまう前に。
by katayama_t
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