Katayama Takatoshi Weblog
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餅つきと雨どい
朝から準備をして餅つき。この家に引っ越してから今日でちょうど1年が経過した。めでたい。
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午後からは宝物殿に雨どいの設置。雨どいの管を地中に埋めるのは強度的に問題がありそうだが、割れたところで、雨水が地中に漏れるだけなのでたいした問題にはならないだろう。こういう仕事はもうすっかり慣れたもの。2時間で設置完了。
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今日もたくさん仕事をした。今年の仕事はこれでおしまい。
by katayama_t | 2012-12-31 22:09 | Life | Trackback | Comments(0)
ニュースの見出しから見える世界
2012.12.30 YOMIURI ONLINEで気になった記事の見出しを挙げてみる

・安倍首相が福島入り、第一原発など視察
・首相「原発新たに作る、福島と全く違うものを」 
・首相、民主の「30年代に原発ゼロ」踏襲せず
・原発ゼロ、白紙に…石原環境相「現実的でない」
・防衛相、民主政権時の「動的防衛力」見直し
・防衛費、拡充の方向…「大綱」と中期防見直しへ
・70〜74歳の医療負担引き上げ…特例措置廃止
・生活保護費、4月から引き下げも…田村厚労相
・公務員削減見直し、官僚と連携…「脱民主」進む
・民主「仕分け」で縮減の道徳副教材、配布復活へ
・東芝、原発の受注有力…フィンランドとチェコで
・自民に期待「景気回復」が74%…読売調査
・安倍政権の閣僚ら、政治資金から不適切支出続々


こうして見出しを見ただけで、世の中の動きが分かる。
ここから読み取れるのは

1.原発を推進して、海外にも売り込む
2.福祉予算を削減して防衛費を拡充する
3.道徳教育を重視する
4.政治家は相変わらず政治資金と私金の区別がついていない

というところだろうか。

ちなみに下から4番目にある『「仕分け」で縮減の道徳副教材』というのは、あの河合隼雄氏監修「心のノート」のこと。学校というところはもともと酷いところだが、あれほど酷い教材もない。見たことの無い人は一見の価値がある。世の中に絶望することうけあいである。
by katayama_t | 2012-12-30 22:42 | Social | Trackback | Comments(0)
トカゲハンドル
我が家の宝物殿は今年の2月に作り始めて、いよいよ完成間近。
今日は先日作ったドアにトカゲの取っ手を取り付けた。
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以前にも書いたかもしれないが、この取っ手は1992年に大宮ソニックシティで野外劇をやった時に作った「城門の取っ手」だ。演劇の大道具の為に作ったのだが、いつか自分の家を作った時には、これをドアに取り付けようと思っていた。1つはすでに台所脇の勝手口に取り付け、残る1つを今日取り付けることが出来た。構想してから20年目にしてようやく本物の取っ手の役目を果たすことが出来て感慨深い。
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by katayama_t | 2012-12-29 22:05 | Construction | Trackback | Comments(0)
手仕事の価値について
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学生から相談を受けた。
友人を介して紹介されたプランナーから、ある新築住宅に設置するための間仕切りやカーテンなどの制作を依頼されて、先日納品してきたらしいが、そのプランナーは制作者が材料費のみでやってくれるものだと思っていたらしい(謎)。

ちょっと信じられない話だが、完全オーダーメイドの制作には高度な専門技術と長年培ってきた知識や造形センスが要求されることは言うまでも無く、何よりもその場所に合った提案をするためには現場の下見はもちろん、アイデア出しや生地の選定など制作に取りかかるまでに実に多くの時間を要する。よほどのことが無い限りタダということは考えられない。「よほどのこと」とは人によって異なるだろうが、例えば人生の師へのプレゼントであるとか、親友の結婚祝いなどの場合だろうか(親や兄弟でも制作費は要求するだろう)。

最初に契約書(見積書)を交わさなかったのは、双方のミスであるにしても、そのプランナーが材料費のみでの制作をと考えていたとしたら、それは最初から制作費を踏み倒そうとしていたか、あるいは学生だからといってナメていたのかのどちらかである。前者の場合は人としてどうかという問題だし、後者の場合はプロとして許されないことだ。そもそも「学生をナメる」という行為は、自身が学生の頃にナメられてもしかたのないような学生だったということの証明でしかない。自分が学生の頃からプロ意識を持って仕事をしていたら、学生をナメるという発想自体が思い浮かばないはずだし、そういう輩がいた場合にはとても腹立たしく思うのではないか。

さらに、そういう発想を現在でもまだ持ち続けているとしたらはっきり言ってプロとして失格であるので、早く仕事を変えた方が世の中の為だ。プロであるかどうかというのは、その仕事で生活費を稼いでいるか否かではなく、あくまでも意識の問題である。そうでなければ多くのアーティストはプロでは無いということになってしまう。現在では絵が1枚数十億円もするような過去の有名画家もみな素人だし、伝統工芸や伝統芸能に携わっている人たちの多くも素人だということになるだろう。制作者を作品や能力ではなく社会的立場でしか評価できないのだとしたら、そういう人はものづくりの現場にいるべきではない、と私は思う。

しかし、もう一歩踏み込んで考えてみると、件の自称プランナーが制作費を考えていなかったというのは、ものづくりに関わっていない一般人の「制作(クリエイティビティ)」の対価に関する認識の浅さが根底にあるようにも思われる。工業化によって安価なものが大量に氾濫し使い捨てられる社会で育った人間は、1点1点手をかけて作られた物の価値が分からず、例えば私の作品でもちょっといいと思った物があると実に安易に「これちょうだい!」なんてことを言うし(アホか)、グラフィックデザイナーには「このイベントのフライヤーちょっと作っといて!」などと悪気も無く言う。これは、その人が特殊なのではなく一般的にそういう認識を持った人が多数なのだ。その証拠に先日もある名の知れた大学で、国際的に使用するロゴマークデザインの公募があったが、その公募は締め切り1ヶ月前に公示され、賞金は賞状および図書券というものだった(やれやれ…)。こう聞いてどこが問題なのか分からない人は以下のサイトが参考になる。

http://maka-veli.com/AjitsukeTamagoOisii.html

こういう地味な努力が一般にはまったく認識されておらず、デザイナーやアーティストは産まれながらに持っている自分のセンスを高く売って遊びながら楽に生活していると思われているフシがある。しかし、実際には地味で孤独な作業の果てに、その苦難を感じさせない軽やかな成果物があるのだ。

友人の現代美術家がよく言う台詞がある。
『「こんなの簡単だ」と思ったら自分でやってみろって言うんだよ! 絶対にできないから!』
良い物を産み出すための道のりは一般に思われているよりもずっと長く孤独なのだ。

*写真と文章とはいっさい関係ありません。
by katayama_t | 2012-12-22 20:33 | Art | Trackback | Comments(2)


記録すること。すべて過ぎ去ってしまう前に。
by katayama_t
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