Katayama Takatoshi Weblog
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火のある暮らしとやきものとの関係
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土曜日に野焼きをした直後に、学園の子どもたちから「またやりたい」の声があがった。またやりたいと言われても、1日がかりで大変な労力がかかるのでそう簡単ではないが、一度やると次はもっとこうしたいという展望が開けてすぐにまたやりたくなる気持ちもよく分かる。

野焼きでなく、もっと簡単にできる方法は無いかと考えてみたら、我が家では毎日風呂釜やストーブで火を燃やしているので、やろうと思えばその中でやきものを作ることができるのではないかと思い当たった。普通の家では薪ストーブや薪の風呂釜は無いかもしれないが、それでも工夫すれば七輪などでも焼けるはずだ。

しかし、ある程度の数を一度に焼こうと思ったら、一番効率の良いのは結局陶芸用の窯を作ることではないだろうか。いつかはやらねばと思っていたが、そろそろ1200度以上温度が上げられるような窯の設計を考えてみるか……。

こうして家の完成がまた遠のいていく。
by katayama_t | 2015-11-30 21:24 | Life | Trackback | Comments(0)
玄関前のひさし完成
トタンと釘を購入してようやく玄関前のひさしが完成。
最近のトタンはガルバリウム鋼板を使っているので錆びにくくとても長持ちするらしい。金物屋さん曰く今までのカラー釘だとトタンよりも先に釘が腐ってダメになってしまうとのことで、今回は「ドブづけ」の釘を購入。「ドブづけ」というのは溶融亜鉛メッキのことで亜鉛を溶かしたメッキ槽にまるごと浸け込むので錆が出にくい。

トタン貼りももうすっかり慣れて、まったく問題無く作業終了。最近このひさし作りのために薪割りを休んでいたのと、ストーブを使い出したので薪の減りが激しい。今週は薪割りに精を出すことにする。
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by katayama_t | 2015-11-29 22:20 | Construction | Trackback | Comments(0)
「やきもの」をもっと身近に
今日は朝から先日作った土鈴の野焼き。
雨続きで薪が湿っていて火のコントロールが難しかったが、皆の協力でなんとか火を絶やさずにゆっくりと温度をあげて、最後は竹と杉で一気に昇温。
途中お昼休憩を挟みながら午後2時頃に焼き上がった。

「やきもの」というと陶土と窯がなければできないと思い込んでいるが、まったくそんなことはなく、山肌の地層が露出したところでは粘土が採れるし、それを焚き火で焼けば800〜900度程度の素焼きのやきものができる。やきものは1250度で焼かなければいけないというのも思い込みで、そこで採れる粘土の耐火度に合わせて焼けば良く、そういう意味ではやきものにならない粘土は無いとも言える。粘りがあり、成形できる土であれば基本的にすべてやきものになる。とはいえ、陶土として売られている粘土は粘りがあり、成形しやすいのは確かなので、粘土を買って野焼きをするというのが簡単で良いかもしれない。買った粘土を使うのに抵抗があるならば、100%買った粘土ではなく、その土地の土や砂を混ぜてやると味が出て良い。
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一日火と向き合い、美味しいお昼もごちそうになってとても良い一日でした。
by katayama_t | 2015-11-28 22:41 | Art | Trackback | Comments(0)
大切な時間
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会期中2回目の『塚本誠二郎 展』に行った。初日のオープニングパーティでいろいろとお話をさせてもらって、「今度お宅ににおじゃまさせてもらって良いですか?」と聞いて快諾されたのだが、連絡先を聞かなかったので、今日はあらためて連絡先を聞きに行った。

塚本さんとはその昔巷房で出会ってからずっとファンでありつづけているが、今までに3回くらいしか会ったことが無い。巷房で個展を2年に1回やられているので、3回会ったということは出会ってから少なくとも6年は経っている(いやたぶん10年くらい経っているが)ことになるが、逆に言えばそれだけの年月でたった3回しか会えていないということだ。感性の似ている人と出会うのは奇跡的なことなので、そういう関係はできるだけ大切にしたいと思うが、会う機会が自然に訪れないのならこちらから出向くしかない。というわけで春になったらお酒を持って遊びに行こうと思う。

とは言っても、それほど打ち解けた仲でもないので、実際に会っても緊張して何を話せば良いのか分からないが、お酒があれば大丈夫。今日も巷房で出された美味しいカルバドスのおかげでいろいろと楽しい話ができた(私は塚本さん同様生きるためにお酒が必要な人間なのだ)。

彫刻の話、陶芸の話などをしながら、過去の思いが蘇ってきて、私が「最初に陶芸に興味を持ったのは18歳か19歳の頃に渋谷の松濤美術館で…」と言いかけたら、塚本さんが「辻晋堂!」と口を挟んだ。
「!!!!!」
あの展覧会を観たという人に人生で初めて出会い、感激のあまり絶句したが、それからは、あれはとても良い展覧会だったという話で盛り上がり、そのままその場にいた人たちで近くの台湾料理の店へ繰り出した。とりとめもなく様々な方面に飛ぶ話の輪に入りながら、この瞬間もいつか遠い過去になるのだなという思いを心に刻んだ。なんだかもう好きな人としか会いたくないし、好きな人と会う時間をよりいっそう大切にしたいと思う。
by katayama_t | 2015-11-27 23:59 | Life | Trackback | Comments(0)
車を車検に出すなどした
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もらった軽トラックの車検が知らないうちに切れていた。
車検が切れた車は単なる鉄くず。車検を通さねばならないが、余分なお金はかけたく無いので自分で車検に出してみることにした。

一応ネットで調べてみたのだが、もともと調べごとが嫌いな質なのでちっとも頭に入らない。まあ、なんとかなるだろうと思って、役場で仮ナンバーを発行してもらって何の整備もせずにダメもとで軽自動車検査協会まで車を走らせた。どの窓口に行けば良いのかもわからず、うろうろしていると、すぐに窓口のおねえさんに声を掛けられて、いろいろと教えてくれた。何も知らない素人が行くともっと冷たい対応をされるのかと思っていたが、どの窓口に行っても皆親切で素晴らしく対応が良い。どこかの役場とは大違いである。

球切れくらいはチェックしてから来るべきだったかなあ、不具合が見つかりませんように、とハラハラしながら進んでいくと、ウインドウウォッシャー液が出ないことが判明。

まあ、そううまく行くわけ無いよな……。

その日のうちに修理して持ってくればタダで、後日になると手数料の1400円がもう1度かかってしまうとのこと。
モーター音はしているので液が切れているだけだろうと思い、車検場の自販機で南アルプス天然水を買ってウォッシャー液のタンクに入れた。スイッチを押すと勢いよく液が出てきて無事に車検終了。車検にかかった費用は自賠責保険料26370円+重量税6600円+手数料1400円+用紙30円=34400円。それに車検切れだったので仮ナンバー代金が750円。それを足しても35150円。安いじゃないか……。

お金がないと何でも自分でやるようになるものだ。
by katayama_t | 2015-11-26 21:49 | Life | Trackback | Comments(0)
長いものに巻かれる
また一つ長いものに巻かれてしまった。
秋葉原で中古のiPhone5Sと今流行の格安SIMとやらを購入して、softbankと縁を切り、とうとう人生初docomoに。まさか自分がdocomoの端末と回線を使うことになろうとは夢にも思っていなかったが、月々の通信料が家計(飲み代)に重くのしかかっているので苦渋の選択である。別にdocomoに恨みがあるわけではないが、私は何にしろ最大手というものが嫌いなのだ。docomoやパナソニック、トヨタ、巨人、自民党などが、傲慢な感じがしてどうも好きになれない。もちろん偏見だが、物事を決定するのはいつだって論理ではなく感情なのだからそれはしかたがない。端末購入からセットアップまで約1時間。便利な世の中になった。

その後、時間があったので21_21のゲーリー展へ。
フランク・ゲーリーには以前から注目していろいろ見ていたので、特に新しい発見は無かったが、それでも、あの切ったり貼ったりして考えながら作るラフモックの現物を目にすると臨場感があってとてもワクワクする。コンピュータを駆使した設計だが、形の発想は気の遠くなるような手作業の積み重ねで、それらすべてを実現するために膨大な数の人が関わっているということがよく分かる。『建築は一人ではできない』ということが説得力をもって迫ってくる展示だった。家作りとはわけが違う。
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by katayama_t | 2015-11-25 23:57 | Art | Trackback | Comments(0)
印鑑というストレス
印鑑というものに何か合理的な意味があるのか疑問だが、役所ではいまだに印鑑がないと何の手続きもできない。

先日、車検が切れた軽自動車の仮ナンバーを発行してもらおうと思って、わざわざ時間を作って役所を訪ねていったのだが、印鑑が必要と言われてすごすごと帰ってきた。あんな何の証明にもならないようなもののために時間を無駄にしたのが実に腹立たしいが、自分の力ではどうにもならないことには従うしかない。しかし、このまま引き下がるのも癪である。次に行く時には何らかの反撃をしたい。

印鑑を忘れないためにはいつも携帯しておけば良いわけだが、普段使わないものなので携帯するにはできるだけ小さくてかさばらないもののほうが良い。

ということで印鑑を小さく加工することにした。必要部分を3mmくらいに薄くスライスして、それをiPhoneに貼り付けて……、などとも考えたのだが、実用性を考慮して、柄の部分を短く切って穴を開けてキーホルダーにした。もっと印鑑の無意味さを強調する挑戦的なデザインにしたい気もするが、役所のおじさんと戦ってもしかたがないのでやめた。本当の敵はもっと強大で実体のないものだ。

車の鍵に取り付けたので、これでこれからはまず印鑑を忘れることはない。そして鍵を落としても持ち主が分かるので一石二鳥である。
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by katayama_t | 2015-11-24 16:03 | Life | Trackback | Comments(0)
玄関前のひさし作り
昨日に引き続き玄関前のひさしを作る作業。

まず斜め材の上に4m超の90角柱材を乗せて固定。
その上に45mm×55mmの垂木を固定。
ここまでやっておけば強度は充分なのでまずは安心。
午後になって雨が小降りなので、その上に乗せる30mm×40mmの垂木も寸法に切って固定した。これで骨組みは完成。あとはトタンを注文して屋根を葺くだけ。
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計算ミスなどの細かい失敗はあるものの概ね思い通りに何でも作れるようになった。思い通りに作れるようになると家作りは本当に楽しい。時間とお金さえあればもっともっと家を拡張していきたい。
by katayama_t | 2015-11-23 17:23 | Construction | Trackback | Comments(0)
休日の忙しさよ
休日は忙しい。休日が仕事日で平日が休息日のような気さえする。

今日は朝から荒牧さんと堂園さんが来てピザ作りと調理オーブンの実験をしていたので特に忙しかった。

朝8時に嶋村金物店に行って雨どいの部材を購入し、2人を駅まで迎えに行って、皆でピザの準備。トマトソースを作り、ピザ生地を作り、野菜類を切って、窯に火を入れた。窯を温めている間に、堂園さんは猫に支配され、荒牧さんは火力調節機能を追加したストーブに火を入れてキノコの炒め物を作っていた。
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忙しすぎてピザの写真もほとんど撮っていないが、これは撮らねばと思って唯一撮ったのがこれ。本日最強の4種のチーズ乗せピザ!
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何が最強かというと、このピザはとってもワインがすすむのである! ワインが無ければ食べられないと言っても良い。

お腹も一杯になったところで、猫をあやしながら3人でストーブ研究に関する真剣な討議をして、その後私は傾きつつある陽光を惜しむように玄関の屋根がけ作業。玄関前のスペースを広く確保するため、柱を立てずに斜め材でひさしを作ろうという計画。macとillustratorのおかげでミリ単位で計算通りに寸法が決まっていくのが小気味良い。
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明日は雨予報だが、屋根がけ作業がしたくて我慢できないので小雨なら決行しようと思う。家作りはとても楽しい。
by katayama_t | 2015-11-22 21:55 | Life | Trackback | Comments(0)
家作りワークショップ@高田造園
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土鈴作りワークショップで先日「千の葉学園」に行った時に、「高田造園」という造園屋さんが最近家作りワークショップに関わってくれていると聞いて、聞けば聞くほどにすごそうな方達なので、今度学園に来るときが分かったら連絡をくださいと言っておいたのだが、それが今日来るというのですべての予定をキャンセルして行ってきた。

昨日の天気予報では今日はほぼ確実に雨だったので、まあ、延期だろうと思っていたのだが、今日の朝6時まで判断を待つとのこと。正直「?」と思っていたが、夜中にあんなに降っていた雨が未明には小雨になり、朝6時には奇跡的とも言える天候回復で雨がやんだので他の予定をドタキャン(連絡がつかず結果的にはすっぽかし)して朝から参加した。

行って簡単に挨拶をした後、自己紹介の延長で高田さんの話が始まった。山のこと、土地のこと、樹木のこと、水脈のことなどを熱を持って話してくださり、その話がもうすべて素晴らしいの一言。今まで自分でなんとなく疑問に感じていたことに、知識と経験に裏打ちされた高田さんの言葉が響いて目から鱗が落ちまくり。感動しっぱなしで思わず涙ぐんでしまいそうだった。

もうすでに胸が一杯で、話を聞けただけでも来た甲斐があった! と思っていたくらいだが、まだ作業は始まってもいない。
というわけで、まずは皆で輪になって今日やる作業の確認。
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最初に広場のメンテナンスから始めた。
草が禿げて土が剥き出しになっているところに炭のチップを蒔いて、その上に木材のチップを蒔く。こうしておくだけで土が呼吸し再生して草に覆われていくのだという。
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高田さんはこういうことを教えながら、炭の手触りや木材チップの香り、土の色や感触などを感じるように子どもたちを促す。単なるマニュアル的な知識では無く、自分の感覚で心地よさを感じていくことがとても大切なのだと思う。当たり前だが、何が心地よいのかということは人から教わるものではなく自分の感覚でしか判断できない。

そして、次は炭は腐らないという話をしながら杭を焚き火で炭化させて、それを皆で堀った洞窟の脇に打ち込み、骨組みを組んで洞窟入り口の屋根がけ作業。杭以外の使用する材料はすべてこの山から採ってきたもの。
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竹や藁を葺いていると見知らぬ近所のおじいさんが立ち寄り、自分の家に茅(かや)が生えているので刈っていって良いとのこと。とりあえず少し刈らせてもらって次回使用できるように保管した。何か事を起こすとこういう繋がりが連鎖的に起きていくので面白い。

雨をしのぐにはまだまだたくさんの屋根材が必要だが、日も暮れてきたので今日はこの辺でおしまい。
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作業を終了し、片付けをしおわったら、待ってましたとばかりに雨がザーッと降り出した。何というタイミング、最後までかっこいい。
by katayama_t | 2015-11-18 22:20 | Art | Trackback | Comments(0)


記録すること。すべて過ぎ去ってしまう前に。
by katayama_t
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