Katayama Takatoshi Weblog
学校ぎらい
小さい頃から学校には馴染めなかった。
幼稚園に行く意味がわからず、時々行くふりをしてさぼった。あるとき近所の子どもたちを誘ってさぼろうと画策したが結局皆行ってしまい、私は一人で遊んでいるところを近所のおじさんに見つかり無理矢理連れて行かれた。行ってみるとその子たちは楽しそうにブランコに乗ったり、砂場で遊んだりしていたのだが、私には遊具というものの楽しさがわからず、「なんだつまらん連中だな」と思ったことをはっきりと覚えている。

ほとんど口も開かなかった。そんなことだから当然友人はできない。人と友と言える関係が結べたのは高校に入ってから音楽を通じてだ。そして高校卒業後に美術をやるようになり初めて複数の友人ができた。

実のところ私は学校に行く意味もそこで勉強をする意味も未だによくわからないでいる。そして、ここは自分がいるべき場所じゃないといつもいつも感じながら大学で仕事をしている。
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# by katayama_t | 2006-10-15 02:49 | Life | Trackback | Comments(0)
Discommunication
d0094333_0425377.jpg英語で授業なんてどだい無理な話なのだが、たまには無理をするのもいいかと思い今日はDrawing Skillの授業をやった。結果はやっぱり無理だった。そもそも日本語での授業もまともにできないのに英語でなんて無理に決まっているのだ。それでもけっこう面白がってやっていたので単純に新しいことを覚えるのは楽しいのだろう。
来週はもう少し高度なことをやるのだが、どこまで伝えたいことが伝わるのか難しいところだ。

さて、昨日はめずらしく携帯に電話が2件入った。1件目はalfa/fiatのディーラーで、出るつもりなかったんだけど留守電に長々と録音してるので出てみたら、なにやらとんちんかんなことを言ってた。

修理屋「ひょっとして今海外ですか?」
私「はい」
修理屋「そうですかあ。お車の調子はいかがかと思いまして」
私「いや乗ってないからわからないよ」
修理屋「ああそうですかあ、お車は今どうされているんですか?」
私「駐車場に駐めてます」(そんなこと聞いてどうすんだ?)
修理屋「ああ、そうなんですかあ、象山様はalfa147にも乗ってらっしゃるんですか?」
私「いいえ、でもそちらから147の調子はどうかってDMが届いてたけど…」(くそっ、買えるものなら買ってるさ)
修理屋「ああ、そうなんですかあ、何か行き違いがあったようで申し訳ありませんでした。日本にはもう戻ってこられないんですかあ」
私「正月には戻るつもりですけど」(こやつ何か勘違いしてるな)
修理屋「ああ、それでまた海外に…」
私「はい」(やっぱり誤解してるようだがまあいいや)
修理屋「それではまた何かありましたらよろしくお願いします。」
私「はいわかりました」(おいおい何かって何が??)

ま、何か試乗車が入ったら行ってみるか、買えるわけないから乗ってみるだけだけど。

そして、2件目はなんと親からだった。何事かとびっくり。そして言うことがすごくて2度びっくり。
親「北朝鮮の核実験がすごいニュースになってるけど、そっちはどうなの」
私「うん、やっぱり大きなニュースだよ」
親「みんな何か対策とかしてないの?」
私「対策って?何の?」
親「放射能が来るかもしれないから避難するとかなにか」
私「避難ってどこへ?」
親「そんなことわからないけど、みんな普通にしてるの?」
私「うん、だって何もできないじゃない」
親「でも、何かしたほうがいいんじゃないの?」
私「何かって?」
親「おまえはマスクして歩きな!」
私「(笑いをこらえながら)マスクって何のために?」
親「だから放射能が来るって言ってるから」
私「ああ、そう…(笑いを必死にこらえる)」
親「おまえ笑ってるでしょ?」
私「うん、ごめん」
親「でもほんとに気をつけなさいよ」
私「うん、わかった」
親「ところでおまえは韓国でなにやってるの?」
私「うん、まあ、仕事かな」
親「どんなことやってるの?」
私「…」
その後話がかみ合わないまま長電話に…。国際電話料金こっち持ちなんだけど、とは言えなかったが、まあ、いいか。
# by katayama_t | 2006-10-12 00:46 | Life | Trackback | Comments(0)
正しい休日の過ごし方
こちらに来るまでまったく知らなかったのだが、韓国で一番大きな祝祭日は秋夕(チュソッ)といって、旧盆と感謝祭を合体させたようなものだ。それが今年は先週末にあった。全員が帰郷してレストランも店も全部閉まるのだと聞いていたので食材を買い込んでサバイバルに備えていたのだが、フタを開けてみれば全然そんなことはなく、レストランも店も数こそ少ないが平然とやっているではないか。これはおそらく日本と同じで古い文化の衰退というか、価値観やライフスタイルが多様化しているというか、資本主義が浸透しているということなのだろうと納得した。

なんだか拍子抜けしたのだが、せっかく食材を買い込んだのでこれを機に自炊を始めることにした。なにしろ外で食べるものは何でも辛い、いや辛くない物もあるのだが、そうするといつも同じ物を注文することになってしまう。そのうち「はい、あなたはこれね」って注文する前に食事が運ばれてくるようなことになるだろう。それは避けたい。

全員が帰郷するといっても外国人はどうするんだ?と思っていたら、同じラボのベトナム留学生からパーティーに誘われた。どうやらボランティア団体の主催で外国人を対象にした様々な催しが開かれるらしい。
実はこの休みを利用して私が日本で関わっているNPOの報告書作成という仕事を片付けてしまおうと思っていたのだが、まるで休みに合わせたかのようにパソコンの電源ケーブルが逝ってしまって仕事にならない。
木曜にケーブルが死にそうだったので日本のアップルにSkypeで電話してケーブルを手配したのだが、手配し終わったタイミングで完全に逝ってしまった。…ラッキーなのかアンラッキーなのかわからないが私は人生に於いてこういうタイミングが実に多い。ひょっとしたら他の人もそうなのか?
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こうなったら遊ぶしかないか、ということでまずはベトナム留学生を対象にしたバーベキューパーティーに行く。近隣の4つの大学の留学生が集まり、昼間はサッカーに興じ、夕方はバーベキュー、夜は大学の紹介や歌を歌ったりと賑やかに過ごした。
翌日はまた野外コンサートと立食パーティー。そして次の日はハイキング…う〜むう、これはパス。でもそんなこんなで結果的には家で仕事してるよりもずっと素敵な休日だったのだ。やっぱり人との出会いってのはいいものだな、報告書作成は次の休日でもいいや。
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# by katayama_t | 2006-10-09 23:11 | Life | Trackback | Comments(0)
ジェット機の爆音に思うこと
秋夕(チュソッ)が近いからか、ここ2〜3日夜になると派手に花火が上がっている。民族衣装を着た人たちもちらほら見かけるようになったし、昼間は小型ジェット機が旋回して空に弧を描いていた。音はすれども姿は見えずって感じでやっとみつかるほどはるか上空だったけどすごい爆音。

それで思い出したけど、いつだったか沖縄の嘉手納基地で深夜・早朝の戦闘機離発着の中止を要請してたけどその後どうなったのかなあ、と思って検索してみたら、あらら、まだやってるらしい。
http://www.okinawatimes.co.jp/day/200609191700_01.html
こんなの日本政府がちゃんと動けよ、って思うけど、今の政府ではまあ無理だな。

ジュゴンの海を埋めてヘリポートを建設するという計画も、全国紙やニュースではもうぜんぜん記事を見かけないけど、沖縄の新聞に基地のことが載らない日はない。辺野古では今でも海上ヘリポート反対の座り込みが毎日続いているし、国会前でも毎週2回行われているのだ。

この計画が明るみに出た当時はよくニュースでも取り上げていたが、これは絶滅危惧種に指定されているジュゴンの生息地である沖縄県名護市辺野古の沖合に米軍再編に伴い新たにヘリポートを建設しようという無謀な計画だ。97年に行われた住民投票の結果は過半数が反対というものだったにも関わらず法的な拘束力は無いからと、日本政府はヘリポート建設案をアメリカ側とさっさと合意してボーリング調査などを進めている。それも環境アセスの評価が出る前からだが、これってOKなの?と思って調べてみたら今の環境アセス法ってのは実施段階のアセスで、計画段階に踏み込んでいないとか、このアセスにはゼロオプション(計画中止)がないとか、ボーリング調査が対象になっていないとか、「開発のための免罪符」だと揶揄されてるとか、要するにざる法だとかいろんなことが分かった。

やれやれだ。
# by katayama_t | 2006-10-01 23:29 | Social | Trackback | Comments(0)
知的であるということ
たまに「きっこの日記」を読んでいる。
http://www3.diary.ne.jp/user/338790/
そこで宮田美乃里という歌人を初めて知って、いろいろ検索してたらこのページにたどり着いた。
http://www6.plala.or.jp/fynet/6tokubetu-situ-miyataminori-toko.htm

これってどうなんだ?
私は73番の書き込みがいちばんすっきりしていて共感がもてたが、それはやっぱり私が自分勝手だからか?
よく言われるように、「自分の命さえ自分だけのものではない、残された人のことも考えろ」っていうのは確かにそういうこともあるだろう。宮本輝の「幻の光」にあるように最愛の人がある日突然何の前触れもなく自殺してしまうなんてことになったら、残された人はとても耐えられるものではないだろう。きっと自分がからっぽになってしまうほどの喪失感に生きる気力も失せると思う。
だけど、宮田美乃里さんの場合は最愛の母も自分のことを理解しているというのだ。これ以上何も知らない他人がとやかく言えるのか?と単純に思う。それにこれは自殺ではない。よりよく生きようという彼女なりの選択だ。

さらに言えば、仮にもしこれが自殺だったとしても、私は自殺が悪だなどと言うつもりもない。
苦しいだけの人生を送っていて、これからも好転する見込みのない人に対していったいどんな理由で自殺するな、なんて酷いことが言える?

それに関してはショーペンハウエルが「自殺について」の中で実にまっとうなことを言っている。
「・・・一体誰にしても自分自身の身体と生命に関して程争う余地のない権利をもっているものは、この世にほかに何もないという事は明白ではないか。」
すばらしい…。さすが哲学者だ。
一見自殺を肯定しているように見えるが、こう書きながら彼はどちらかというと自殺には否定的だった。そう、まず事実は事実として認めるという態度なのだ。
知的であるということはこういうことなのだと思う。この本が出版された当時、ドイツではこれを読んで自殺した人が多発したそうだが、それは誤読だ(もっとも人生は誤解の連続だが)。正しく読むことができた人は逆に勇気をもらっただろう。
清々しい風が通り抜けるようではないか。
# by katayama_t | 2006-09-29 12:44 | Social | Trackback | Comments(0)
蚕のさなぎ
昨夜は大学院生たちと飲み屋に行った。
日本にいるときはいつも車を運転しているのでほんの少ししか酒を口にしないが、こちらでは車を運転しないから心おきなく飲めるぞ、と思っていたらちょっと飲み過ぎた。2軒はしごしてから家に帰りシャワーも浴びずにベッドに倒れ込み、そのまま朝まで熟睡…。学生たちは朝まで飲んでいたらしい。タフだ。普段の食べ物の差だろうか?それとも年の差か?
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d0094333_10533550.jpgお通しによく出てくる蚕のさなぎ
# by katayama_t | 2006-09-27 20:53 | Life | Trackback | Comments(0)
自画像
カルフールに行った。歩いていける距離にカルフールがあるのだ。
とりあえず少ししか持っていなかった下着を買い、Tシャツを買い、果物ナイフを買い、トマトを買い、コーヒーを買い、それから適当な大きさの鏡があったので買った。帰りは結構な荷物になったのでタクシーを拾う。

家に帰ってきてもやることがないので自画像を描く。練りゴムがないから近くのコンビニで食パンを買うがぱさぱさしていてちっとも消せない…。明日近くに画材屋があるか聞いてみよう。
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     Faber-Castell PITT CHARCOAL
# by katayama_t | 2006-09-24 22:06 | Life | Trackback | Comments(2)
チャベス大統領
日本のニュースがつまらないのでTUP速報を見る。
http://groups.yahoo.co.jp/group/TUP-Bulletin/message/685
http://www.asahi.com/international/update/0921/005.html
ベネズエラのチャベス大統領が国連の場でブッシュを悪魔呼ばわりしたことは知っていたが、彼がどういう人物なのか、またベネズエラで何が起きているのかについては全く無知であったことを知る。しばらくニュースから遠ざかっていたことをしばし反省…。

この中でシンディ・シーハンがベネズエラにおける医療や教育や社会福祉の充実を理由に上げ、ジョージ・ブッシュではなくチャベスが大統領だったらいいと思う。と言っているのを読んで、思い出したことがある。
以前何かの記事で読んだ。アメリカで自殺ホットラインのボランティアをしている人に対する質問で「自殺の理由で一番多いのは何ですか?」という質問に対して「重い病気だがお金が無くて医者にかかれない、苦しくてたまらないから死にたいというものだ」と答えていた。
よく知られたことだが、アメリカには公的な医療保険制度が無い。貧しい人は医者にかかれないのだ。日本も小さな政府とかなんとか言って医療費や教育費の国家負担が減らされる傾向にあるが、この先どうなってしまうのかと心配になる。

それにしてもアメリカ政府にまつわるひどい話がたくさんありすぎて、知れば知るほど怒りと絶望感にとらわれるが、日本で生活している以上知ることは義務であると再認識。少なくとも私たちは知ることができる環境にいるのだから。そして様々な形で「悪魔」に荷担しているのだから。
http://www.jca.apc.org/stopUSwar/Bushwar/venezuela_coup.htm
# by katayama_t | 2006-09-24 21:41 | Social | Trackback | Comments(0)
Life in South Korea
韓国に来ている。
みんな親切だし食べ物は安くておいしい(何でも辛いことを除けば…)し、借りたアパートも快適だ(蛍光灯が明るすぎることと、白すぎることと新築のにおいが気になることと、あちこちからいろんな音が聞こえてきて落ち着かないことを除けばだが…)。

ワンルームにテレビとエアコンと冷蔵庫とデスクとベッドとトイレ、シャワーがついていて、部屋の外には共同のガスコンロと洗濯機がある。そして光熱費はどれだけ使ってもタダ。それから特筆すべきはネットに常時繋がること。もちろんこれもタダ。気になる家賃は一ヶ月330000ウォン(約4万円)、日本の感覚で言えば破格だ。

毎日ここの大学院生や先生たちと食事したり飲みに行ったりしてるが、私のつたない英語で会話できる範囲ではだんだん話題も尽きてきた。でも昨夜日本の小泉や安部について話を振られた時には私の答えを聞きたくて皆身を乗り出して真顔で聞いてたのがおかしかった。

となりに座っていた女性が意を決したように「韓国人は小泉が嫌いだし、今度首相になった安部晋三もよく思ってない。どうして日本では人気があるのだ?」と聞いてきたのだ。
私は、「私も彼らが嫌いだが、新聞やテレビでは人気があると言っている。なぜなのか分からない。」と答えておいた。私の周囲の人たちも自民党や小泉政権を支持してない。自民党支持者ってのはいったいどこにいるんだ?

よくある世論調査ってのもどうもあてにならない。新聞やテレビでは安部人気を強調してるが、Yahooのネット投票では安部は最下位の16パーセントしか票が取れていない。
http://quizzes.yahoo.co.jp/quizresults.php?poll_id=3425&wv=1

こんなに違うっていったい何がどうなってるんだ?

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猫を釣る人
# by katayama_t | 2006-09-23 18:22 | Life | Trackback | Comments(0)


記録すること。すべて過ぎ去ってしまう前に。
by katayama_t
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